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2018-06-18 15:32 追加

全日本男子、アルゼンチンにフルセットで勝利。福澤達哉「両サイドのトスが速くなり、相手ブロックを破れた」 ネーションズL

V1リーグ 男子 / 全日本代表 男子

 第4セット、大竹に代えて柳田をオポジットに入れて、スタート。浅野もコートに入る。
 後がない日本は、1-3から粘って6-6とするが、6-8でテクニカルタイムアウト。

 福澤がつなぐと、浅野がライトから決め、8-8。連続失点で先行されるも、粘りのレシーブでつなぎ、福澤のスパイク、柳田のフェイントが決まり、12-11でアルゼンチンがタイムアウトを要求。福澤がサーブで崩すと、浅野選手が切り返しを決め、15-13でアルゼンチンは再びタイムアウト。

 テクニカルタイムアウト後は連続失点し、16-16とされたが、お互い譲らない展開から、浅野のサーブで柳田がダイレクトを決め、19-17。李の価値あるサービスエースが出て、21-18とリードするが、大事な場面で日本にコンビミスが出て、22-21となり、日本はタイムアウトを要求した。

 そこからは関田の強気のトスに髙橋が応えて23-21とし、厳しいラリーを浅野が決めて、セットポイント。最後は李が決めて、フルセットに持ち込んだ。

 第5セットはブロックされて連続失点するが、柳田が決めて、1-2。李のサーブで崩し、山内がクイックを決め3ー3。柳田のサーブで崩し、相手のミスを誘って6-4とする。気迫のある攻防から6-6と追いつかれたが、福澤のサーブで崩し、山内がクイックを決めて、コートチェンジ。

 その後は山内のサーブから相手のスパイクミスを誘い、10-7とすると、アルゼンチンがタイムアウトを要求した。続いて李のワンタッチから浅野がストレートに打ち抜き、11-7、李のスパイクも決まると、最後は福澤が3枚ブロックをかわすフェイントを決め、熱戦をものにした。

■福澤達哉選手のコメント
 ドイツでいい週末を終えることができてよかった。非常に難しい状況に陥ったが、メンバーを代えてうまくやれた。両サイドのトスが速くなって、相手のブロックを破ることができた。

■矢島久徳強化委員長のコメント
 得点源の一人、西田有志選手の欠場(体調不良)もあったが、セッターの組み立てなど、各選手が臨機応変に対応した。また、勢いに乗れそうで乗れない消化不良の状態の中、打開策として4セット目から柳田選手をオポジットで起用するなど、ベンチワークも功を奏した。
 古賀選手、本間隆太選手ら両リベロの好レシーブ、浅野選手の安定したプレー、二桁得点が4名(福澤、柳田各16、大竹、李各12)と全員でつかんだ勝利である。
 最終週の中国大会は、疲労もかなり蓄積された状態で迎えるが、できる限りコンディションを整えて戦う所存である。
 ※西田選手は胃腸炎から回復に向かっており、大事にはいたっておりません。

写真:FIVB

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