全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>トピックス>全日本男子、カナダにストレートで敗れ、6勝9敗の12位で大会を終える ネーションズL

トピックス

2018-06-25 11:53 追加

全日本男子、カナダにストレートで敗れ、6勝9敗の12位で大会を終える ネーションズL

ネーションズリーグ男子 予選ラウンドの結果

全日本代表 男子

 ネーションズリーグ男子予選ラウンドの最終戦、第5週・第3戦が24日、中国の江門で行われ、日本はカナダと対戦。0-3(23-25、20-25、22-25)のストレートで敗れた。この結果、日本は6勝9敗の12位で大会を終えた。

 カナダ戦のスターティングメンバーは、大竹壱青、李 博、福澤達哉、柳田将洋、山内晶大、関田誠大、井手 智。

 第1セットはキャプテン・柳田のスパイクからスタート。相手のブロックを利用したスパイクで得点し、大竹のサービスエースも決まって、4-1でまずカナダがタイムアウトを取る。李のクイックが決まり、8-6でテクニカルタイムアウトを迎えた。

 関田も積極的にクイックを使いながら組み立てるが、高いブロックに捕まり、相手サーブで崩されて切り返しを決められ、サービスエースを取られるなど連続失点で9-11と逆転され、日本もタイムアウトを要求する。

 その後はラリーから大竹が豪快なバックアタック、福澤のパイプも決まり、12-11。福澤のブロックアウトや相手ミスで16-14となり、テクニカルタイムアウト。タイム後は2本のサービスエースを取られるなど連続失点し、18-20で日本がタイムアウトを要求する。

 セット終盤は、22-22と同点に追いつく息詰まる展開に。しかし、最後は1枚ブロックに捕まり、惜しくもセットを落とした。

 第2セットは同じメンバーでスタート。序盤は柳田の絶妙なフェイントや山内のクイックが決まるが、お互い譲らず5-5、そこからミスが重なり、5-8でテクニカルタイムアウトとなる。
 勢いの出てきたカナダのブロックに捕まり、連続失点で6-11とされた日本はタイムアウトを要求。福澤のパイプが決まり、9-12から大竹がバックアタックを決めて、10-12。カナダのクイックに対応しきれない状況で、高さのある髙橋健太郎を投入した。

 13-16でテクニカルタイムアウト、髙橋のクイックが決まるも、サービスエースを取られ、16-20で終盤へ。19-23からネットインのサービスエースを決められて19-24、最後はパイプ攻撃を決められ、このセットも失った。

 第3セットは山内に代わり、髙橋が入ってスタート。序盤からサーブで崩されてリズムが作れず、2-4とリードを許す。柳田のフェイントなどで得点を重ねるが、スパイクミスで5-8となりテクニカルタイムアウトに。

 カナダのクイックに対応しきれずにストレスになる中、李のクイックや大竹のバックアタックが決まり、7-9と追い上げる。しかし、クイックがマークされて連続でブロックされ、7-12でタイムアウトを要求。

 7-13で藤井直伸、西田有志を入れる2枚替えを実施。その西田がサーブで崩すと、自ら豪快なバックアタックを決め、11-14。徐々に流れをつかみ、13-16でテクニカルタイムアウトを迎えた後は髙橋のサーブから柳田が技ありのスパイクを連発し、16-16でカナダがタイムアウトを要求した。

 しかし、その後は痛いスパイクミスが続き、17-19で日本がタイムアウト。藤井のサーブで崩していったん追いつくが、ラりーを奪われ、19-21。最後はスパイクミスで22-25と及ばず、ストレートで敗戦した。

■矢島久徳強化委員長のコメント
 カナダのクイックにほとんど対応できず、攻撃のリズムを作らせてしまい、日本に好プレーが出ても苦しい展開が続く内容だった。
 ネーションズリーグ15戦を通して強豪国と対戦し、チームにとっては良い経験値を積むことができた。今後は試合の中で得た課題をしっかり整理し、東京2020オリンピックを見据えながら、9月に行われる世界選手権に向けて段階的に課題克服に努めていく所存である。


写真:FIVB

>> トピックスのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック