2018-07-01 13:32 追加
U-18男子、重藤、岩本らが奮闘するも、韓国の速いバレーに対応できず、惜敗 アジアユース男子選手権
アジアユース男子選手権大会(U-18) 予選ラウンドの結果
全日本代表 男子
第12回アジアユース男子選手権大会(U-18)は、30日、イランのタブリーズで予選ラウンド第2戦が行われ、日本は韓国と対戦。1-3(24-26、25-21、23-25、20-25)で敗れた。次戦は順位決定予備戦(日程未定)。
韓国戦のスターティングメンバーは、水町泰杜、松本喜輝、柳北悠李、重藤トビアス赳、岩本大吾、糸山大賀、荒尾怜音。
第1セット序盤、松本のライト、水町のレフト、岩本らミドル陣のクイックで攻め、韓国も多彩な攻撃で競り合うが、7-8でテクニカルタイムアウトとなる。
中盤もお互いが攻め合う展開となるが、韓国がブロックから1点差のリードを保ち、14点目をサーブミスで取られ、レフトからの攻撃などで3点連続失点を喫して、2回目のテクニカルタイムアウト(13-16)となる。
その後、重藤のレフトからのフェイントでリズムをつかみ、柳北、松本のライトでの2枚ブロックなどで17-17と追いつく。しかし、韓国の3連続得点で1点差とされる。ここで西村駿佑をサーブで投入し、24-22とセットポイントを握る。しかし、韓国もサウスポーのライトにボールを集めてジュースに持ち込み、最後は逆転を許し、24-26でセットを落とす。
第2セットは序盤、韓国の速攻やレフト平行、Bクイックをおとりにした中へ切れ込む時間差、ライトからの攻撃に圧倒され、5-8で1回目のテクニカルタイムアウトに。
しかし、重藤が奮起。レフトからのクロスを決めると、サーブで2点あげ、9-9と盛り返す。中盤は岩本、柳北のミドル陣がクイックを決めるが、韓国もBクイックを多用して譲らず、15-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。
ここでキャプテン・水町がレフトの巧打でワンタッチを誘い、柳北のサーブポイントを皮切りにレフト攻撃をブロック、水町のレフト攻撃に、柳北の2本目のサーブポイントで22-17とリードする。
その後、韓国の速攻などで反撃されるも、西村を入れてサーブと守備を固め、25-21でセットを取り返す。
第3セットも前の2セットと同じメンバーでスタート。序盤は競り合い。わずかにスパイクの数で上回る韓国が、7-5をひっくり返しサーブポイントなどで7-8と逆転し、テクニカルタイムアウトとなる。
日本も相手の攻撃ミスをついて9-9ととするが、ここでスパイクミスが出てしまい、ライト攻撃のブロック、韓国のサーブポイントで 9-11。岩本の連続クイックで反撃するが、重藤がブロックされ、13-16で2回目のテクニカルタイムアウトとなる。
西村を投入し、水町にボールを集めて18-19と1点差に詰め寄るが、西村のサーブがわずかに外れ、19-22に。23点目は先に取られたが、相手のサーブ、スパイクミスに乗じ、22-23とする。しかし、レフトからスパイクを決められ、23-25となり、惜しくもセットを落とす。
第4セットは、S2に中谷薫、S3に柳北を入れてスタート。韓国の攻撃や日本のミスで1-5とリードされる。水町のレフトからの攻撃や、岩本のクイックで反撃するも、6-8で1回目のタイムアウトに。
ここでもB中(Bクイックをおとりにした中へ切れ込む時間差)のレフト攻撃を多用され、何とか水町の攻撃でサーブ権を奪うも、韓国にBクイック、ライト攻撃を浴び、10-14と点差が開く。ここで水町の好ブロックが出るも判定が覆り、日本はなかなか流れに乗れず、13-16で2回目のテクニカルタイムアウトとなる。
終盤、奮起した柳北がレフト、ライトとパワフルなスパイクを決めるが、韓国もツー攻撃などで日本のリズムを掴ませない。水町のスパイクでラリーを制し、19-22としたところで2枚替えを試み、松本をフロントに、森居史和をバックセッターに据える。コンビ攻撃が出るも、韓国に最後まで多用されたB中攻撃を決められ、20-25で万事休した。
東アジア型の同タイプのチーム同士の試合となり、お互いの持ち味が出た試合となった。韓国の速攻の精度が日本より高く、優位にゲームを進められてしまった。順位決定のための決勝トーナメントにおける戦略も念頭に置きながらの試合であったと思われるが、再戦も接戦が予想される。
■本多洋監督のコメント
決勝トーナメントに進めるように努力した。他試合の結果を待って、チームを再度まとめて行きたい。この敗戦を無駄にはしない。
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