2018-08-16 12:21 追加
全日本ユニバ男子、アウェーの中、フルセットの激闘を制し、銅メダルを獲得。明大・小川智大がベストリベロ賞に 第6回アジアカップ男子
ユニバ代表 アジアカップ男子最終結果
全日本代表 女子 / 大学バレー 男子
第6回アジアカップ男子は、15日、台北(チャイニーズタイペイ)でファイナルラウンドが行われ、3位決定戦に臨んだ全日本ユニバ男子は、地元チャイニーズタイペイのナショナルチームと対戦。フルセットの激闘を制して、3-2(21-25、20-25、32-30、29-27、17-15)で勝利し、銅メダルを獲得した。
日本チームのスターティングメンバーは、樋口裕希、仲本賢優、小林光輝、宮浦健人、勝岡将斗、樫村大仁、小川智大。
第1セット、相手は速攻を軸としていることから、日本はサーブの効果率アップを目標として戦った。序盤は目標通り、仲本がサーブで攻め、樋口のブロックなどで4-1とリード。ラリーから樫村のブロックで8-5とし、テクニカルタイムアウトを迎えた。
しかし、タイム明けはスパイクミスの後、アウトオブポジションで9-9され、競り合いに。11-11から宮浦や樋口のスパイクで16-13とリードしたが、スパイクミスと相手カウンターで18-18 となり、日本はタイムアウトを取る。勝岡に代わって富田将馬が入ったが、19-21と逆転され、再びタイムアウトを要求する。しかし、相手の勢いを止められずにミスを続け、セットを落とす。
第2セットは富田がそのまま入ってスタート。6-6からサーブミスとスパイクミスでリードを許すと、歯切れの悪い日本の攻撃に対してマンツーマン気味のコミットブロックでプレッシャーをかけられ、8-14と苦しい展開に。サーブで攻められる中、仲本に代えて勝岡、宮浦に代えて高梨健太を投入し、リズムを戻して18-20まで追い上げたが、終盤に連続でブロックされ、このセットも失った。
第3セットは、勝岡、富田、高梨のサイド陣でスタート。キャプテン・小林光輝や勝岡のサービスエース、高梨のスパイクで得点を重ね、11-6とリードした。
その後、12-10まで迫られたが、勝岡に思い切りのいいスパイクが戻り、チームに勢いを与えて24-20とし、セットポイントを迎えた。
しかし、富田のスパイクミスと高梨の被ブロックで24-22と追われて、タイムアウト。大歓声の中、一本切りたい日本は、富田に代えて新井雄大を投入したが、サーブレシーブを崩されて新井が止められると、さらに高梨のスパイクミスでジュースに持ち込まれた。富田のスパイクミスでアドバンテージを許したが、次は富田が何とか決めて追いつき、勝岡がラリーからスパイクをねじ込み、アドバンテージを取り返すという一進一退の展開。樫村もクイックを決めると、最後はラリーの末に相手のスパイクミスで何とかセットを取り返した。

写真:AVC
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