2018-09-18 03:16 追加
中垣内祐一監督「(次に向け)少しでも良い状態で、良いプレーをさせてあげたい」 世界選手権ベルギー戦コメント
世界選手権ベルギー戦 中垣内祐一監督コメント
全日本代表 男子
16日に行われた男子バレーボール世界選手権第1次ラウンドベルギー戦後の中垣内祐一監督のコメントをお届けする。
――第1セットあれだけベルギーを圧倒しながら、第2セット以降、ああいう形で負けてしまったことについてどう考えられていますか?
中垣内監督:よくあることです。
――というと…。
中垣内監督:強くないチームによくあること。
――それは日本が…という?
中垣内監督:どこでも。1セット良い調子で取ったからといって、そのチームに決して力があった、強かったというわけではない。それが続けなければ、良い状態ではないということですね。
――スタートで関田(誠大)選手に代えて藤井(直伸)選手を、柳田(将洋)選手に代えて福澤(達哉)選手を起用したのにはどういう意図があったのでしょうか。
中垣内監督:藤井は昨日そんなに悪くなかったという点で。それから柳田に代えて福澤というのは、福澤・石川(祐希)のペアでもいっぱい練習していますし、試合もいっぱいやっていますし。特に福澤を入れた意図としては、サーブレシーブ、フローターサーブが多いので福澤のオーバーハンドでしっかりと対応する。そういう意図です。
――試合途中からベルギーが意図的に福澤選手を狙い始め、福澤選手が崩されました。そこで、浅野(博亮)選手と福澤選手を交代するのかなと思っていましたら、先に石川選手と浅野選手を交代しました。その後、福澤選手と柳田選手を交代しました。なぜあの様な交代をされたのでしょうか?
中垣内監督:福澤と浅野というのはあの時点ではなかったですね。石川と浅野ということは考えていたけど。
――ベルギーの17番を抑えきれなくなってきた中で、チームとして、例えば、サーブで狙って崩すなど、少しでもポイントゲッターを潰すというような指示は出されていたんでしょうか?
中垣内監督:いやもう、セッターの前から打たれているんで誰が打ってこようが一緒。西田(有志)とセッターの上から打たれているので、誰が打っても決まると思うし、我々の弱点の一つでもある。ああなると、我々の現段階では非常に困る。
――1次ラウンド最終戦を前に、苦しい状況ではありますけど、改めて。
中垣内監督:やれることをやっていくだけですが、少しでも良い状態で、少し良いプレーをさせてあげたいと思います
――改めて、選手たちに声をかけていきますか?
中垣内監督:それは選手ごとにかける言葉は違いますし、もうある程度言葉はかけました。
――今日の西田選手についてどう評価されますか?
中垣内監督:1セット目は出来過ぎでしょうから、特に評価に値しませんが、それ以降のプレーについて、彼に注文しましたけど。
――具体的にどういった点で?
中垣内監督:1セット目は出来過ぎだから、あんな状態を1セット目から4セット目までプレーしてくれとは言わないけど、もう少し落ちたところで安定したプレーをしてくれることが大事だとは伝えました。
聞き手・写真:大塚淳史
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