2018-10-20 13:31 追加
石井優希「もっともっと前向きに自分を高めていきたい」長岡望悠「感覚を研ぎ澄ましていきたい」
女子世界選手権 5位決定戦後のコメント
全日本代表 女子
19日に横浜アリーナ(横浜市)で行われた女子バレーボール世界選手権5位決定戦後の石井優希、長岡望悠両選手の試合後のコメントをお届けする。
■石井優希
最後の終わり方としてはもう少しできたかなという思いです。サーブで崩せていたところもあり、アメリカがコンビが合っていない中で、もっとできることがあったと思いますが、日本の方が締まりがなく、パス(サーブレシーブ)が乱れる場面も多かったですし、攻撃も通らなかった部分が多かった。
(世界バレーを通しては)このチームになって、この大会がチームとして一番よかったと思います。アジア大会でメダルが取れず、みんな心が折れていたと思いますが、男性スタッフ相手に厳しい練習を重ねて、世界バレーではチーム力がしっかり発揮できたと思います。みんながチームに何かで貢献しようという思いや意識があり、チームのためにとやっていたので、よくなってきたのだと思います。自信になっているので、来年につなげてさらに成長できるようにしていきたいと思います。
個人的には、途中から入ることが多くて、チームがピンチのときに仕事をするという役割、大事なポジションなので割り切れてできていたと思います。リリーフサーバーで入るときはそれに徹して、サーブや後ろのディフェンス、ディグでも貢献しようとやっていました。相手のバックがどこに入ったらミドルは何の攻撃とわかったことは声に出すようにして、声に出すことによって自分も動けるので意識してやりました。ディフェンスも簡単に落とすのではなく厳しいボールでも触っていく、上がらなくても次につながるようにと。
点数が取れないときついポジション。特にライトにリサ(新鍋理沙)さんが入ると二段トスが上がってくる場面が増えるので、そういうときの決定力をもっともっと上げないといけないと思いますし、バックアタックも、信頼して上げてもらえるように精度や技術を上げなければ。やることはいっぱいあります。今大会を踏まえて、またリーグでしっかり自分の技術を磨きながら、来年も全日本に入っていきたいと思います。
昨シーズンは技術的にもそうですし、声掛けなどでもチームに対して何もできなかった感じでしたが、今シーズンはネーションズリーグ、アジア大会、世界バレーとシーズンを通してやれましたし、途中から出ても仕事ができた試合もありました。そう考えれば、去年と比べればいいと思いますが、比べず評価するならまだまだできると思います。
東京オリンピックを目指す中で、今の立ち位置でいいとは思っていません。スタートメンバーで出る。もっともっと前向きに、焦りではなく自分を高める意味で、ポジションを勝ち取りたいですし、若い選手と争っていきたいと思います。
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