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インタビュー

2019-04-06 09:00 追加

福澤達哉「連覇を果たすことによって、“パナソニックの時代”が築ける」永野健、久原翼、大竹壱青、川村慎二監督が語る新Vリーグ初代王者への思い

パナソニックパンサーズタイトルへの思い

SV男子

今シーズンから新しく生まれ変わったバレーボールのV.LEAGUE、「DIVISION1(V1)」男子の優勝決定戦「ファイナル/グランドファイナル」が7日、幕を開ける。昨季天皇杯、リーグ、黒鷲旗と3冠を果たした王者パナソニックパンサーズは、今季もレギュラーラウンド、ファイナル6ともに首位で通過。ファイナル6最終戦のサントリー戦では、昨年2月に膝に大怪我を負ったエース清水邦広も、感染症を乗り越えて今季2度目の復帰を果たした。対戦相手は今年度天皇杯で優勝した決戦を前に、川村慎二監督、永野健、福澤達哉、久原翼、大竹壱青選手のタイトルへの思いをお届けする。

川村慎二監督
――ファイナルが決まって、これまでの1週間は監督としては、どんなところに気をつけていましたか。

一番はやはり、コンディショニングが大事だと考えていましたね。ファイナル6の時に、少しコンディションが悪いメンバーもいましたから。1週空くのはメリットもあり、試合勘という面ではデメリットもありますが、首位通過して1週空くからには、そのメリットを十分生かさなければいけないなと思いました。

――今お話にも出たファイナル6を振り返って。

レギュラーラウンドとファイナル6は全く違う戦いなので、どこのチームも必死になってやってきます。ファイナル6に残ったどのチームにも(優勝の)チャンスがあるので、その分厳しい戦いになりましたね。

――対戦相手が決まって。

どちらが来ようが、決勝はまた違う雰囲気になりますし、厳しい戦いになるのは間違いない。相手はファイナル3で勢いをつけてきているので、万全な体制で戦いたいと思います。

――清水選手の2度目の復帰がファイナル6最終戦でありました。手術後そんなに経ってなかったので、少々驚きましたが。

皆さんが思っているほど悪くはなかったので。ただ筋力がどうかな?というくらいでした。もちろん感染症は人によっては重大なことになりかねないのですが、清水の場合はそうではありませんでした。清水自身は長かったかもしれませんが、私は、「そんなに長くならなくてよかったな」と思っています。

――サントリーがジルソン・ベルナルドの時代に5連覇して以来、男子のリーグ連覇はないですが、連覇に向けて。

選手たちも「連覇」ということを言われるから気にすると思いますが、私たちは目の前の試合に全力で集中して2戦をしっかりと勝つことだけですね。その後に「連覇」はついてくるもの。そこで初めて、それがどういうものなのかを体感できることになるでしょう。

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