■ファイナルを彩った選手たち

●野本梨佳（久光製薬スプリングス）

リーグではシーズン後半から調子を上げ、チームの勝利に度々貢献した。今年度の代表の選からは漏れたが間違いなく日本屈指のアタッカーである。

●水杉玲奈（東レアローズ）

同世代ナンバーワンの呼び声高いリベロ。金蘭会高校出身。今季はまだ内定選手としての出場である。これまでサーブレシーブ担当のリベロとして出場してきたが、菅野監督はこの大一番、水杉をフル起用。

●井上奈々朱（東レアローズ）

デンソーエアリービーズ、四国Eighty 8 Queen、日立リヴァーレと渡り歩き、今季Vリーグ栄誉賞を受賞。

移籍当初は選手としての特性がチームとマッチしていない感もあったが、ファイナル８で完全開花。今が最も輝いているといっても過言ではないミドルブロッカー

●戸江真奈（久光製薬スプリングス）

日本代表も経験し、ますます成長が期待される久光製薬の守護神。新鍋理沙という守備の達人に注目が集まりがちだが、彼女のディフェンスがチームの安定をもたらしている。

●関菜々巳（東レアローズ）

新人にして開幕から名門東レアローズのタクトを振るう大役を担う。一戦ごとに評価もうなぎのぼり。本人にも強い意志と意欲があり、今後代表での活躍も期待される。

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