全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>トピックス>全日本男子、石川、李らの活躍で1セットを奪うも、イタリアに1-3で敗れる イタリア親善試合

トピックス

2019-05-24 18:30 追加

全日本男子、石川、李らの活躍で1セットを奪うも、イタリアに1-3で敗れる イタリア親善試合

イタリア親善試合の結果

全日本代表 男子

 5月31日(金)からのネーションズリーグ2019男子大会に向けて遠征中の全日本男子は23日(木)、イタリアのカリアリでイタリア代表と親善試合を行い、セットカウント1-3(20-25、25-18、16-25、21-25)で敗れた。親善試合は24日(金)にも行われる。

 23日の親善試合、日本チームのスターティングメンバーは、西田有志、李 博、石川祐希、柳田将洋、髙橋健太郎、深津英臣、山本智大。

 第1セット、西田のキレのあるスパイクが決まり、幸先の良いスタート。前半、髙橋のクイック、西田のサーブから自身の切り返しのスパイクが決まる。
 しかし、相手サーブに崩され、苦しい体勢から西田が打つも、ブロックされ、3-5。初代表の山本が好レシーブを連発し、存在感を示す。
 6-8のテクニカルタイム明け、相手のブロックとサービスエースで6-10と離される。石川が要所で決め、8-11。サーブレシーブが崩れるも、深津がカバーし、10-12となる。
 ラリーの応酬で髙橋がクイックを決め、12-13。その後、競り合いが続いたが、今ひとつ波に乗り切れず、相手のペースで16-20とされ、日本がタイムアウトを要求。18-22から大竹壱青、関田誠大の2枚替えで反撃を試みるが、相手のサーブが冴えてセットポイント。最後は日本のサーブミスでセットを落とした。

 第2セット、リズムを変えたい日本は石川の連続サービスエースでスタート。李のサーブで相手を崩し、苦しい体勢から西田が決めて、4-1。日本のサーブが走り始め、6-2とリード。柳田のサーブから髙橋のブロックで8-3とした。
 微妙な判定で相手が得点するも、西田が冷静に決めて、10-6。その後は連続失点するが、李のスパイクで12-10。イタリアの高いブロックに阻まれ、13-13となり、日本のタイムアウト。石川のブロックで16-14、さらに石川がスパイク、ブロックを決めて21-15とし、イタリアがタイムアウトを要求する。
 終盤、深津がスパイカー陣をうまく操り、李のクイックで22-16。髙橋のブロック、相手のサーブミスで突き放し、25-18と日本がこのセットを奪取した。

 第3セットは、このセットから入った髙野直哉が連続してスパイクを決めるが、両者譲らず、サイドアウトの応酬となる。
 石川のブロックが決まり、8-6とリード。しかし、西田がブロックに阻まれ、10-11と逆転され、日本がタイムアウトを要求する。
 相手サーブに崩されてミスが重なり、10-14で2回目のタイムアウト。髙橋のクイックで12-15となり、髙野から久原翼に交代する。
 12-16のテクニカルタイムアウトの後、連続サービスエースを喫し、点差を広げられる。リズムを変えるため、セッターを深津から関田に交代。14-20で迎えた終盤、西田から大竹に交代する。
 しかし、今ひとつ余裕が持てない状況の中、スパイクミスや被ブロックにより、相手のペースで14-24に。石川のサービスエースで一矢報いるも、最後はサーブミスで16-25となり、セットを失った。

 第4セット、後がない日本は李を山内晶大に交代、セッターは関田でスタートする。
 西田、髙野の攻撃で5-2とリードし、イタリアがタイムアウト。髙橋の好ブロックでワンタッチを取り、切り返しを髙野が決め、6-2に。リズムが出てきた日本は石川のスパイクで8-4とする。しかし、イタリアのサーブに乱されて9-8と追い上げられ、日本はタイムアウトを要求する。さらにイタリアのサーブに攻められるも、石川の好プレーで16-15とする。
 強力なサーブは続き、連続ブロックで17-20とされ、終盤へ。最後までサーブとブロックに苦しめられ、20-24でマッチポイント。途中出場の小野寺太志がブロックを決めるが、最後はサーブミスで敗れた。

■矢島久德男子強化委員長のコメント
日本の課題であるサイドアウトをしっかり取り切るため、強力なサーブへの対応力を上げることが、今後、強豪国を相手に勝つ可能性を高めることにつながる。攻撃でも一人ひとりの工夫がもう少し必要な場面があり、その点を修正していけば、さらに日本のペースで戦うことが可能となる。

>> トピックスのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック