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会見・コメント

2019-06-12 12:35 追加

中田久美監督「両レフトに頼りすぎているようでは厳しい」 岩坂名奈主将「もっとミドルの存在を出してサイドの負担を減らしたい」 VNL女子ブラジル戦会見コメント

VNL女子ブラジル戦会見コメント

全日本代表 女子

 バレーボールネーションズリーグ(VNL)女子大会は11日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で第4週東京ラウンド第1戦が行われ、日本はブラジルと対戦。1-3(17-25、19-25、25-20、22-25)で敗れた。

 試合後の記者会見コメントをお届けする。

■中田久美監督

日本での初戦、スタートが全てだったと思います。
決して動きは悪くなかったと思うのですが、それが点数に結びつかず、逆に速い展開で攻め返されたことに対しての対応が最後までできなかったことが大きかったのかなと思います。
その中でも両レフトの2人は頑張ってくれたと思いますが、あのようにレフトだけ頑張っているバレーをしていると、これから厳しいのかなと。そういった意味では新鍋(理沙)、奥村(麻依)などの決定力が必要になってくると感じました。また明日も高い攻撃力のあるチームですが、しっかりと修正できる部分は修正していきたいと思います。

――第3セットで石井(優希)選手と古賀(紗理那)選手のポジションを変えましたが、どういう狙いがあったのでしょうか?

中田:相手の攻撃に対してのブロックの相性を考えました。

――S1ローテーションの時のサイドアウトというのは考えにありましたか? S1ローテのサーブレシーブのところで連続ポイントをされるケースが結構ありましたが、石井選手を2のポジションに入れて、レフトに新鍋選手を入れていましたが…。

中田:はい 。これが当たっていたというのはもちろんありますし、S1からS6にひとつ回した状態で、それは成功だったと思います。

――1、2セットの動きは悪くなかったとおっしゃっていましたが、守りがかなりバタバタしていたような印象がありました。

中田:確かにバタついていた部分もあったと思います。ただ、被ブロックについては、ここまで外国チーム相手に多かったのですが、今日は3本か4本に抑えられていると思います。足は追いついていたと思うのですが、最後にサイドに振られてブロックが間に合わないというところでのダメージが非常に大きかったと思います。

――第4セットは出だしでリードを奪って、押し切れるような流れに見えたのですが、 そこが押し切れない、勝ち切れない、取り切れない原因はどこにあると思いますか?

中田:やはりレフトに偏りすぎるというところだと思います。 相手ミドルのブロックが流れてきている時にクロスを打つのですが、そこにしっかりディガーが入っているというところでもうひと工夫だったりとかはする必要があったと思います。 レフトだけに頼っているとこれから厳しいのではないかと思います。佐藤(美弥)のトス回しも 少し後手に回っていっているというイメージはあります。

――宮下(遥)選手の使い方ですが、現在のコンディションだと今日のような起用方法になりますか?

中田:そうですね…。どこかのタイミングではスタメンから使いたいと思っていますが、 チームはそこだけではないので、チームの状況を見てしっかり判断していきたいと思います。

――パイプ攻撃は本数も多く、 A・Bパスの時は使えていたと思うのですが。佐藤選手がレフトレフトにならないように、センターが使えない時にトスを上げたとおっしゃっていました。その辺りの狙いや機能の仕方ついて教えてください。

中田:結局、パイプはコートの半分、レフト側しかないところがちょっときついのかなと。そこでやはり、新鍋の速いライト攻撃が効いてのパイプだったと思うのですが、苦し紛れのパイプだったりとかレフトというのは…。今日はストレートで割れていたからよかったですけど、細かいことを言ったら、たくさんありますね(苦笑)

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