2019-06-30 11:47 追加
全日本男子、ポルトガルに3-1で勝利し、6勝目 VNL男子大会
ネーションズリーグ男子の結果
全日本代表 男子
バレーボールネーションズリーグ(VNL)男子大会は29日(日本時間30日未明)、ドイツのライプチヒで第5週ドイツラウンド第2戦が行われ、日本はポルトガルと対戦。3-1(25-20、25-22、22-25、25-20)で勝利した。日本チームの通算成績は6勝8敗。
日本チームのスターティングメンバーは、李博、石川祐希、関田誠大、西田有志、福澤達哉、小野寺太志、山本智大。
第1セット、小野寺のサービスエースでスタート。しかし、石川がブロックされ、連続サービスエースを献上し、3-6と苦しい立ち上がりとなる。山本、福澤の好レシーブから石川が決めて、7-8と追い上げると、競り合いが続いた。
福澤のブロックで17-17の同点に追いつくと、李もブロックを決めて、リードする。さらに李のサーブで相手のリズムを崩し、ミスを誘って点差を広げると、最後はリリーフサーバーで入った柳田将洋主将のサーブで崩し、石川がダイレクトを決めて、セットを先取した。
第2セットもメンバーは変わらず。序盤は相手サーブに崩され、連続失点で0-3、さらに4-8とリードを保たれ、セッターを藤井直伸に交代。お互いにサイドアウトの応酬となり、点差を詰められないまま、12-16でテクニカルタイムアウトを迎えた。
しかし、14-18から連続得点、石川のブロックで20-20とポルトガルを捕らえると、さらに柳田のサービスエースや西田のバックアタックで突き放し、逆転でセットを奪った。
第3セットは藤井がそのまま残ってスタート。序盤は8-7と競り合ったが、相手ブロックで失点、さらにサーブで崩されて切り返しを防げず、9-12とリードを許した。
小野寺のクイックなどで追い上げ、相手ミスで1点差に迫ったが、石川がラリー中にバランスを崩し、髙野直哉がコートへ。その髙野や、2枚替えで入った大竹壱青も決めるが、ミスもあって追いつけず、22-25でセットを失った。
第4セットは石川に代わって柳田が入り、スタート。相手ブロックやサービスエースで0-4とされ、タイムアウトを要求した。その後は柳田、西田が得点すれば、李と福澤の連続ブロックが出て、7-9、さらに西田もブロックを決めて、10-10と追いつき、接戦にもつれ込む。
一時リードされてセッターを関田に交代。再び競り合いとなるが、福澤が3枚ブロックを打ち抜いて、20-18、西田が決めて、21-18と点差を広げる。22-19から福澤のサービスエースで突き放すと、最後も福澤がバックアタックで勝負を決めた。
次戦は最終戦となり、30日(日)14時(日本時間21時)から開催国のドイツと対戦する。
■矢島久德強化委員長のコメント
各セット序盤で先行され、苦しい展開が続いたが、柳田主将を中心に全員が声を掛け合い、我慢してプレーできていた。
石川が流れを作れば、福澤が試合を通して安定した仕事でベテランの存在感を示し、西田も本来のサーブが戻ってきた。ミドルブロッカー陣もしつこいブロックで相手にプレッシャーをかけ、勝つべき相手にしっかり勝てたことは素直に喜びたい。最終日、地元ドイツ戦は総力を出し切りたい。
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