2セットが終わったところで20分のハーフタイム、ヴォレアスの選手は黒（リベロは赤）に着替えての第3セットとなった。ヴォレアスはミドルブロッカー対角に田城兄弟を配するなど、大幅にメンバーを入れ替えてきた。

ヴォレアス北海道
S17辰巳遼　OH13佐々木博秋　MB23田城広光　OP4古田史郎　OH5家近滉一　MB3田城貴之　L11藤村昇太

サフィルヴァ北海道
S7十良澤太一　OH11小林洸　MB6奥田基嗣　OP15プルーク　OH9森元貴哉　MB13吉田康祐　L3神園時

弟・広光の加入が大きな刺激となっている田城貴之。「弟には世界で一番負けたくない」、試合が終わったあとの場内で語っていた

第3セットは序盤サフィルヴァ北海道がリードし、初めてリードしてのテクニカルタイムアウトを迎えた。10点を過ぎるぐらいまではサイドアウトの応酬が続いたが、ヴォレアスは田城貴之の攻守にわたる活躍、このセットからリベロに入った藤村の要所を締める守備などで逆転、リードを拡げた。最後はこのセットから入った家近が決め、ヴォレアスは25-20で第3セットを取り、3-0のストレートでサフィルヴァ北海道の挑戦を退けた。

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