2019-10-05 21:23 追加
日本、前回大会金メダルのアメリカに完敗 W杯2019男子
W杯男子アメリカ戦の結果
全日本代表 男子
バレーボールワールドカップ2019男子大会は5日、マリンメッセ福岡(福岡市)などで第4戦が行われ、日本は世界ランク2位、前回大会優勝のアメリカと対戦。ストレート(18-25、19-25、21-25)で敗れた。日本の通算成績は2勝2敗。
大竹壱青が今大会初のベンチ入り。昨日外れていた高野直哉もベンチに入り、福澤達哉、西田有志が外れた。清水、高橋、久原は今大会初スタメン。途中出場の大竹がサーブなどで健闘、高橋のクイックも決定率がよかったが、アメリカはサーブとブロックが機能し、攻撃も止められなかった。
日本チームのスターティングメンバーは、
藤井直伸、清水邦広、柳田将洋、久原翼、山内晶大、高橋健太郎、リベロ・山本智大。
第1セット序盤、日本は初スタメン・久原のスパイクなどで3-1とリードする。ベテラン清水のバックアタックが決まり、8-7でテクニカルタイムアウトに。しかし、アメリカはミドル・ホルトが2本連続で速攻を決め、サービスエースも飛び出し、10-13となったところで日本がタイムアウトを要求。その後も柳田のバックアタックがラッセルに止められるなど、点差を離され、11-16でテクニカルタイムアウトとなる。
12-16となったところで今大会初登録の大竹がコートイン。12-17で関田もコートに入る。アンダーソンのフェイントで14-20とするが、ここで大竹が大会初ポイントのブロックアウトを決め、続いてサービスエースも決めて2連続得点する。17-22となったところで高野がコートへ。高橋のクイックが決まるが、その後日本の攻撃が連続で止められ、最後はアメリカのスパイクが決まり、18-25でセットを失った。
第2セット、高橋のクイックとブロックで2-0と先行するが、その後は一進一退の展開。柳田がバックセンターから決めて5-5とするが、アメリカの硬軟織り交ぜた攻撃が決まり、日本のスパイクがブロックにつかまり始める。柳田が止められ、清水のバックアタックもアウトとなり、7-12で清水と大竹が交代する。アメリカは途中出場のパッチが活躍。一方の日本はアウトオブポジションなどミスも目立ち、サーブでも崩され、10-18でタイムアウトをとる。柳田、大竹がそれぞれ2本連続でスパイクを決めるなど、日本も追いすがるが、19-25でセットを落とした。
第3セットも序盤は競り合うが、徐々に点差を離される展開に。このセットのスタートからコートに入った大竹、高野や柳田が健闘するが、パッチの勢いが止まらず、13-18に。この後日本も柳田がブロックアウトで決めるなどで追い上げ、16-18となったところでアメリカがタイムアウトを要求する。
アメリカ・マアのサービスエースで18-22となったところで日本は久原がコートに入り、守備固めをするが、ラッセルのスパイクで19-23に。日本も高野が決めて20点に乗せるが、最後までアメリカの勢いを止められず、21-25でこのセットも落とし、ストレートで敗れた。
次戦は福岡大会最終戦となり、6日にアルゼンチンと対戦する。
写真:FIVB
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