全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>コラム>堺・松本慶彦が松本市で活躍「実は長野市が地元」

コラム

2019-11-23 09:34 追加

堺・松本慶彦が松本市で活躍「実は長野市が地元」

V1リーグ 男子

リーグ通算出場数の日本記録更新中

VC長野トライデンツに勝利し喜ぶ堺ブレイザーズの選手たち。

チームメイトや監督も松本をたたえる。高野直哉は「練習とかから試合に向けてうまく調整している。松さんは練習しなくても、試合でできるんで、そこまでのレベルに達している。(ベテランということもあって)夏場くらいから調整しているんで。(チームが遠征していた)上海でも試合に出てないし、学生相手の練習試合とかでも。本当リーグに向けて調整していた」と話せば、ゴーダン・メイフォース監督も「松本はとても良い、38歳の年齢のなか非常に頑張っている」と評価していた。

今シーズンからチームを率いる堺ブレイザーズのゴーダン・メイフォース監督。

松本自身も「(疲労は)たまってはいますけど、練習でゴーダン監督が調整してくれているので、土日の試合に関してはものすごく苦しいということはない」と今のところ、問題ないようだ。

堺が誇る鉄人は、11月9日のウルフドックス名古屋戦で、リーグ出場試合数の日本記録を、それまでの山村宏太(現サントリーサンバーズコーチ)の352試合を更新し、さらに伸ばして言っている。

「どこまでいくかわかんないですけど(笑)。ここ最近決めたわけではないですが、できるところまでやろうとは決めているので、自分のチーム内もそうですし、チーム外のミドルブロッカーも皆ライバルだと思って、皆と切磋琢磨してやっていきたい。(意識する相手チームのベテラン選手は?)富松(崇彰、東レアローズ)しかいないんじゃないですかね。だんだん同級生もスタッフとかコーチとかなってきているんで。ジェイテクトの監督はね、(高橋)慎治はもともとNEC(2009年に廃部)で一緒にやっています。彼も同級生で監督をやっていますけど、僕はまだまだ選手でやっていますし、もっともっと選手でやれるようという気持ちはあります」

樋口裕希のような若手の活躍はもちろんだが、松本のような大ベテラン選手が、スタートからコートに立って活躍する姿もまた、チームを魅力的にする。今シーズン、どこまで記録を更新し、そしてチームの勝利に貢献できるか、取材する方も楽しみである。

>> コラムのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック