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会見・コメント

2019-11-30 21:50 追加

東レ・篠田歩監督「ムセルスキー選手に予想以上にやられすぎてしまった」、井手智「相手にリードされると弱気な部分が出てきてしまう」

V1男子 サントリー対東レ 東レ会見コメント

SV男子

11月23日に大田区総合体育館(東京都)で行われた2019-20 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)、サントリー対東レの会見のうち、東レの選手、監督のコメントをお届けする。

サントリー 3(23-25 25-19 25-13 25-19) 1東レ

■東レアローズ

●篠田歩監督

ある程度、(ドミトリー)ムセルスキー選手にはやられるとは思っていたのですが、予想以上にやられすぎてしまいました。今日後半、そのためにずっとうち(東レ)が厳しい状況に追い込まれたかなということと、高橋(健太郎)選手が(第3セットの23-24の場面で)ダイレクトボールを決められなかったことなどの細かいミスが原因でこういう結果になってしまったと思います。今日のバレーはそこまで悪くはないと思っていますので、今日のようなゲームを継続してやっていければ、2レグ以降、明日もそうですが、ちょっと上向いていけるのかなと感じられる試合でした。下を向かず、しっかりやっていきたいなと思います。

――今日の第1セットはお互いのチームのサーブが入らない状態でした。その後も含め、今日のサーブの評価は? リリーフサーバーの鈴木(悠二)選手もあまり入らなかった印象があったのですが。

篠田:今シーズンボールが変わって(注:先シーズンのミカサのMVA200からミカサのV200Wへ変更)、ジャンプ(スパイク)サーブは本当に巻いて打たないと入らない特徴と、逆に言ったらしっかり巻ける選手がジャンプサーバーとしてしっかりと結果を出せていると思います。うちの選手のジャンプサーブは結構ミートをしっかりというか、巻かないというところがあり、ハイブリッド系のサーブになってしまうので、多少のミスも出てしまっているのかなと。

鈴木(悠二)選手もあまり巻きはしないので、もう少し入るとは思うのですが、今日は調子が悪かったのかなという感じです。(ジャンプ)フローターサーブが今日に関してはあまり効いていなかったので、藤井(直伸)選手のようにいいサーブを打てる人もいるのですが、リスクを負ってサーブを打つのかというのと、そこはリスクは負わなくても良いのではというサーブがあると思います。藤井選手に関してはいいサーブではあるのですが、前に外国人選手がブロックにいるということもあって、もう少し考えたほうが良いのかなということは多々あるので、そのあたりを修正していければ良いなと思います。

――明日で1レグが終わりますが、1レグの全体を通しての評価は?

篠田:負け越しているので全然手ごたえはないです。もう少しできるのかなといった点はあるのですが、今シーズンは昨シーズン(通して)いたアウン・トゥ選手が12月中旬以降に合流するのは分かっていたので、何とか日本人選手でしっかりと…。昨シーズンは確かに3位になりましたが、結局アウン・トゥ選手とアントン(アントニン・ルジェ選手)に頼ったバレーというのをずっとやってきて、今シーズンは日本人選手がもっと頑張ろうよというような中で、あまり日本人選手が働けていないというか。昨シーズンよりは少し良くなったとは思うのですが、少しでは駄目だと思います。選手自身もそう思ってやっていると思うので、この1レグでやれなかったことを2レグ以降にしっかりとやっていかないといけないなと思います。

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