2019-12-05 17:00 追加
埼玉上尾・青柳京古「冷静に打つことができれば決定率は上がってくる」 NEC・トムシャ・ベレニカ「日本のディフェンスは宇宙でナンバーワン」
V1リーグ 女子
■NECレッドロケッツ
●古谷ちなみ選手
自分にしかできないことを求められて途中からコートに入るので、その期待に応えたいという気持ちが一番にありました。今日は試合に出たら絶対に点を決めるというのを目標にしていたので、それができたのは良かったです。でも、チームの流れを変えたかというと、そこはまだ足りなかったと思います。これまでのバレー人生では途中から入るということがほとんどなかったので、今は良い経験をしていると思います。途中から入ってチームを変えることができる選手になりたいと思います。
●トムシャ・ベレニカ選手
アタックに改善点があると感じました。ブロックとディフェンスに関しても、今日に限ってはうまく機能していなかったのかなと思います。チームのみんながスパイクを打ち切ることができていなかったなと感じています。選手の交代をゲーム中に何度かしました。流れを変える目的があったのですが、(今日の試合では)交代で修正するのは難しかったのかなとの印象も受けました。
――トムシャ選手に。今日は難しい状況での会見になってしまいましたが、普段はダイナミックなプレーを披露されています。ご自身の強みを教えてください。
トムシャ:試合の結果が0-3。自分もうまくプレーできなかったので、今日この場でここがセールスポイントという話をするのは難しいと思います。
――NECに加入しての印象を。
トムシャ:チームの質が高く、どのアタッカーも良いなという印象を受けました。選手が高いレベルにいるので、選手交代の選択肢が多いのはいいことかなと思います。みんな一生懸命に練習をしています。今日みたいなミスをこれから減らしていけば、もっと勝てるチームだと思います。
――Vリーグや、対戦相手の印象は?
トムシャ:日本のバレーボールのレベルは高いです。世界中どこにもないくらい、どの選手もディフェンスがすごいと思います。宇宙一だと思いますね(笑)週末にも練習をしているんですけど、それにはちょっと驚きました。
――日本のリーグはディフェンスがすごいと外国選手は口々に言われます。ディフェンスが良いとは具体的に何を指してのことでしょうか? よく粘って拾うことでしょうか?
トムシャ:動きが速いことですね。ボールに対しての対応、動き出し。これらがとても速い印象です。
――アウトサイド、オポジット両方で出場されています。レフトとライトでやりやすさなどの違いはありますか?
トムシャ:ポジションは最終的には監督が決めることです。今まで長くプレーしていたのはライトの方。個人的にはライトサイドの方がやりやすいとは思っています。
――古谷選手に。途中から出てチームに貢献するためには、どういうことが必要と考えていますか?
古谷:自分の持ち味はオフェンス面。もしミスをしたとしても、めげずに相手に向かっていく気持ちですね。今日もプレーに躍動感が欲しいと監督に言われてコートに入ったので、(向かっていく気持ちを)出し切ることができたら、チームに貢献できるのかなと思います。
――今日のプレーについては?
古谷:以前に出場した時には自分のアピールをできないままベンチへ戻っていくことがあったので、今日は少しかもしれませんが、自分のアピールをできたのは良かったと思います。
――サーブも良かったですね。
古谷:入れにいったら相手のチャンスになりますし、チームも勢いに乗っていかないと思うので、ミスを覚悟じゃないですけど、思いっきり打っていきました。
――スタメンに対する思いは?
古谷:個人的にディフェンスに課題があります。直接失点をしないように心がけていきたいです。もしミスをしても、自分で得点してミスした分を取り返すことを確実にできるようになったらチームにもっと貢献していけるようになると思います。もっと高めていけたらいいなと思います。
――チームの雰囲気は?
古谷:悪くはないです。勝利した時は前向きな発言が多いです。負けてしまった時はマイナスな面が出ることもあるかもしれません。試合は続いていくので、(抱えた)悔しさを吐き出さないでいるのは難しいと思うんです。それをいい吐き出しにできれば、次につながっていくと思います。
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