2020-02-05 11:24 追加
柳田将洋「西田有志の活躍には刺激しかなかった。清水さんとまた一緒にやれて感慨深い」
柳田将洋インタビュー
Others / 全日本代表 男子
バレーボール日本代表キャプテンの柳田将洋選手に、今季プレーしているドイツでお話をうかがった。2019年を振り返り、昨季から代表に加わった西田有志選手のことや、大怪我で離れていた清水邦広選手の復帰についてなども。(取材日:2019年12月20日)
――2019年は、2月にした足首の怪我のために、出場機会が限られましたし、出場してもなかなかピーク時までパフォーマンスが戻せず、もどかしかったのではないでしょうか。
柳田:おっしゃるとおり、出場機会は、例年よりは少なかったと思います。ただ、その中で自分がやるべきことについては明確にできたかなと思います。
――ワールドカップでは、28年ぶりの4位という成績を取りましたが、キャプテンとしてこの順位をどう見ていますか。
柳田:他でも言ったかと思うのですが、チームの誰一人この順位には納得していません。ワールドカップの参加国の中には、オリンピック予選などの関係で、ベストメンバーでなかったチームもありました。来年は、今年と同じでは絶対にない。それは、僕も含めてみんなが理解していることです。
――石川祐希選手、西田有志選手は素晴らしい働きで、個人賞も獲得しましたね。特に、元祖ビッグサーバーの柳田選手からして、ワールドカップ最終戦の西田選手のほぼ6連続サービスエースはどう思われましたか? 「負けたくない」とか。
柳田:いやいや、もうあれは完全に西田があの試合を持っていった感じ。あの試合は西田のものでした。それについてどうこう言うことはない。あそこでああいうサーブを連続して攻めていけるということは、チームとしても大きいですし、個人的にも自分もあれくらいの攻めるサーブを、ミスせず連続して入れていけるようにならなければいけないなと思います。そういう意味では、刺激になったと思います。チームとしてはプラスでしかないですね。
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