2020-06-29 19:51 追加
新鍋理沙引退記者会見(全文)「これからはバレーボールの素晴らしさを伝えていきたい」
SV女子 / 全日本代表 女子
【質疑応答】
――引退の発表から1週間が経ちました。発表当初はまだ実感がわかないというお話をされていましたが、今、この会見の場に立って、どんな思いですか?
新鍋:引退を発表してから、本当にたくさんの方々から色々な声をかけていただき、だんだん「引退するんだな」という思いが出てきました。
――引退を決めた理由はケガということですが、去年のワールドカップや、サーブレシーブ賞を獲得したVリーグの動きを見ていると、まだまだできるという印象が私たちにはあります。どこのケガでどんな状態だったのか詳しく教えてください。
新鍋:手術をした場所は右手の指です。 自分が納得のいくプレーができるのかどうか想像することが難しくなったので、引退することに決めました。
――以前、2016年のシーズンが終わった段階でも引退が頭をよぎったというお話をされていましたが、今回の引退はいつ頃考え始めたことなのでしょうか?
新鍋:日本代表に復帰した時から、2020年東京オリンピックが終わったら引退することを決めていました。
――東京オリンピックが1年延期になりましたが、「もう1年」という思いはありませんでしたか?
新鍋:先ほども言いましたが、やはり1年後に自分が納得するプレーだったり、チームに貢献できるプレーができるのかと考えた時に少し難しいのかなと思いました。
――東京オリンピックが延期になったことは、新鍋選手にとって、とても大きなことだったのですね。
新鍋: とても大きなことでした。
――延期が決まった時、率直にどんな思いでしたか?
新鍋: 絶望というか…。私にとっての1年は、本当に…とても長く感じました。
――新鍋選手のバレー人生にとって欠かせない存在が中田久美日本代表女子監督だと思うのですが、中田監督には相談されましたか?
新鍋:自分で引退を決めた後に中田監督には報告をしました。
――どんな反応でしたか?
新鍋: それは…秘密です(笑)
――可能ならば、引退を決めた新鍋選手に中田監督がどんな言葉をかけられたのかを教えてください。
新鍋: 可能ではないです(笑)
――どんなニュアンスの言葉でしたか?
新鍋:「お疲れ様でした」と言っていただきました。
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