2020-08-19 07:30 追加
越川優(バレー北京五輪代表)、ヴォレアス北海道入団会見詳細 「今チームに求められるものや、将来的に必要なものを持っているのであれば、目標に向かって進むため力を発揮したい」
V男子
--北海道のファンに、どのような姿を見せたいと思っていますか。
越川:ヴォレアスは旭川のチームですが、チーム名にあるように、北海道のチームであり、地域密着というと、チームがある街が中心にはなってくるとは思うんですが、北海道というひとつのエリアですし、バレーボールチームとしては、ことし2部に上がった札幌のチーム(サフィルヴァ北海道)もありますが、バレーボールの熱というのはもっともっと拡げていけると思っています。
旭川を中心として、もっともっと、選手やチームとして、バレーボールの熱を上げていきたいと思っています。

--意気込みをお聞かせいただけますか。
越川:サポーターの皆さんには、ほんとうに期待していただいて結構だと思います。ただ、私自身に期待していただくというよりは、今シーズンのヴォレアスに期待していただけたらと思います。
昨シーズン、悔しい思いというか、チャンスがなかった、運がなかった、というのをみんな思っています。それは選手・チームは勿論ですが、サポーターの皆さんもそれを感じていると思います。チームは勿論、優勝、V1昇格というのを目指してやるんですが、サポーターの皆さんも、今年こそ、私達の力で、このチームをV1に上げるんだという思いを持って、応援していただきたいなと思っています。
--チームには、同じく元日本代表の、古田史郎キャプテンがいらっしゃいます。どのような存在ですか。
越川:古田は、唯一、ヴォレアスの中で知っていた選手で、唯一連絡をとっていた選手が彼です。彼はキャプテンとしてチームを引っ張っていく立場ですし、私は、監督、キャプテンのやり方というものを尊重しながら、その手助けをする立場なのだと考えています。実際、近々食事に行こうなどということを言っておりますし、いろいろなことを話したいと思います。私自身はもうチームを「引っ張る」立場ではなく、どちらかというと「支える」立場だと思っているので、キャプテンの彼を支えて、チームを支えて、監督を支えて、という立場でいきたいなと思っています。
--ヴォレアス北海道というチームにどういう印象を持っていますか。
越川:ヴォレアス北海道の印象は、一言で言いますと、まだ成長段階のチームだと思っています。チームの方向性、クラブの方向性としては、常に新しいことにトライしていく、チャレンジしていくというチームだと思っています。自分のバレーボール人生と照らし合わせてみても、自分に合っているチームなのかなという思いがあります。
まだまだ、私も、人間としてこれから成長していかなければと思いますが、ヴォレアス北海道というチームも、これから、いろいろなチャレンジ、いろいろなトライをしていきながら、トライ&エラーを繰り返しながら、更に前に進んでいけるチームだと思っています。
--ビーチバレーの活動はどのように続けていく予定でしょうか。
越川:ビーチバレーに関しましては、これまで通り、横浜メディカルグループ所属として活動していきます。チームのスケジュールには多少影響を与えてしまうところがあるかと思いますが、私がビーチバレーで活動していくことでプラスになることはあると思いますし、ヴォレアス北海道はビーチバレーコートを持っておりますので、今後、ビーチバレー界においても、近い将来ではないかもしれませんが、何かしら影響を与える存在になるのではないかと思います。私個人としては、インドアシーズンは、ヴォレアス北海道所属選手としてV.LEAGUEに参戦していきますし、そこ(インドアのシーズン)に入るまでの時間と、シーズンが終わったあとというのは、ビーチバレー選手として活動していく予定です。ただ、拠点については、パートナーの問題がありますので、パートナーとの練習がこちらでできる環境であればこちらでやって試合に臨むかもしれませんし、パートナーの活動拠点に行って活動してと、となるかもしれません。そこは、臨機応変に、チームと相談してやっていきたいと思います。
--降旗GMに伺います。越川選手加入によるチームへの効果についてお聞かせください。
降旗GM:ヴォレアスの選手たちは年齢層が均等で、これから徐々に世代交代もしていくと思いますので、本当にこの(入団が決まってからの)数日間を見てて、選手たちからの反響がものすごくて、「越川さんとこんなことをやりたいんですが、いいですか?」とか。今日これから(会見終了後、午後)チームと初顔合わせなので、そこで、それぞれの選手が、小さい頃から影響を受けた選手でもありますし、チームが良い方向に進めるように、全体的にコーディネイトしていきたいと思っています。
--選手としての契約期間はどこまででしょうか。
降旗GM:まず1シーズン、8月から5月末ということです。その後についてはすり合わせていきたいと思っています。
--選手としてのオファーに至るまでは、越川選手とチームのどちら側から、話を進めていったのでしょうか。
越川:まず、池田さんと個人的にやり取りをしていた中で、一度、ヴォレアスの、エド監督、降旗GMと顔合わせをしましょうという形で、Zoomで顔合わせをさせていただきました。話し合いをしている中で、最終的にチームからオファーをいただいた、という経緯でした。
写真:出口季里
入団会見当日の記事・越川選手プロフィールはこちらから→越川優 ヴォレアス北海道入団会見「私の新たなバレー人生を手助けし、上手く料理してくれるのはヴォレアスしかない」
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