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コラム

2020-10-24 12:19 追加

王者ジェイテクトが圧巻の西田ショーで開幕V 最後は歌謡ショー  日本代表・西田有志が39得点

V1リーグ 男子

ミスで交代の郡、ひとり元気無く クラスター発生の母校へ次回活躍誓う


東レのサーブに苦しめられ、第1セットのみの出場となった郡。

開幕戦勝利の中、ひとり元気がなかった郡浩也。開幕スタメンで気合いが入っていたが、東レにサーブで狙われ続け、サーブレシーブに苦しみ、スパイクもなかなか決めきれずと攻守に良いところ無かった。第1セット終了で交代となってしまい、「悔しかったすね…」と持ち味の陽気さまで全く消えて落ち込んでいた。ただ、「次回はかましてやりたい」とリベンジを誓って前を向いた。

10月13日には、郡の母校・日本大学のバレーボール部で、新型コロナの28人の感染が確認されクラスターが発生した。郡は現役Vリーガー唯一の日大バレー部出身。後輩たちにエールを送るためにも、今後のリーグ戦で、活躍のニュースを届けたいところだ。

嶋岡会長、コロナ禍でのリーグ開催に「できること自体がありがたい」


開幕戦はジェイテクトアリーナでの観戦に訪れた、Vリーグ機構の嶋岡会長。

会場を訪れていたVリーグ機構の嶋岡健治会長は試合前、「どれだけリーグを盛り上げていけるか期待している。こういう中で頑張って、試合をやってもらって、少しでも見てくれているお客様に、スポーツって良いよねと思えるような試合をしてほしいですね。国の施策によって、(観客数が)制限された中でやる。三密を避けるとか消毒をするとか、ホームチームの方々が自分たちでなんとか試合を開催しようと努力して準備して頂いたのは本当にありがたい。少しずつでもまた、多くの人に見てもらえるようになればいいですね」と話した。

また各チームについて「こういったコロナの中で、各チームとも練習を工夫してやってきているので、どういった風に力を出せるか。選手の移動(移籍)もあった」と頑張りを期待し、ジェイテクトアリーナに集まったファンたちの姿に感謝した。

「できることがありがたいという気持ちを選手も今まで以上に持っていると思うので、選手たちにそれを表現してもらいたい」

(文、写真:大塚淳史)

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