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インタビュー

2020-10-27 07:00 追加

石井優希「マナは気配り上手で先輩にも後輩にも慕われるタイプ」、戸江真奈「ユキさんは攻守の要で何でもできる。でも、バレーを離れると笑わせてくれます」 久光スプリングス新旧キャプテンインタビュー

SV女子

――今季はコロナの影響で声出し応援禁止だったり、無観客の会場もあるなど、会場の雰囲気もいつもと違うと思いますが、それについてはどのように対策したいと考えていますか?

戸江:初めての経験で何とも言えないのですが、それこそ自分たちのバレーができないと苦しい展開になると思うので、コミュニケーションを取ったり、自分たちで盛り上げるというのもありますが、スキルとかバレーの本当の技術のところで自信を持って、どの環境でも、どの相手でも勝てるチームにしていかなければならないですね。環境に左右されるようではプロとはいえないと思うので、どんな環境に置かれてもできるようにならないと。でも、この状況でも来てくださるお客さんもいますし、配信で観てくださる方もいるので、思い切りやっていきたいと思います。

石井:私たちのホームゲームはリモートマッチではありませんが、声援がないのは違う雰囲気だと思いますし、無観客の会場もあって経験したことのない難しさはあります。でも、普段の練習は観客が入っていないので、普段の練習で常に緊張感を持ちながらできていれば、無観客の状況もイメージできるはず。マナも言ったように周りの環境に左右されないメンタルや、自分のコンディションを持っていくスイッチをしっかりつくっていくことが必要になると思います。

――最後に、ファンの方々に一言ずつお願いします。

石井:今シーズンはコロナの影響で観客の制限があったりして、なかなか会場で観戦できないこともあるかもしれませんが、そのような状況でも久光のファンクラブに入ってくださった方も多くて感謝しています。ファンクラブ以外の方も試合を観に来てくださったり、地元で応援してくれたりして、たくさん応援してくださる方々あっての今の私たちなので、そういう方々に向けて、バレーボールでこの状況の中でもできる感謝の気持ちを届けられればと考えています。私たちもバレーを楽しみながら、感謝の思いが伝わるような試合ができるように頑張りたいです。

戸江:去年、負けが続いている中でもファンの方々がすごく応援してくださったり、「一緒に頑張ろうね」という言葉を何度もかけてくださったことを感謝しています。今シーズンは全員バレーで勝って、恩返しできるように頑張りたいと思います。


【プロフィール】
石井優希(いしい ゆき):1991年5月8日、岡山県倉敷市生まれ。就実高卒。180㎝/68kg。ポジションはアウトサイドヒッター
戸江真奈(とえ まな):1994年5月18日、福岡県福岡市生まれ。東九州龍谷高卒。163㎝/58kg。ポジションはリベロ

取材:高井みわ
写真:SAGA久光スプリングス株式会社、堀江丈

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