2020-11-09 00:07 追加
東レ、今季初のフルセットも勝ち切り、無敗守る。NEC、JTも6勝目。トヨタ車体が今季初勝利 V1女子
V1女子の結果
SV女子
2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は8日、ウカルちゃんアリーナ(滋賀県大津市)、島津アリーナ京都(京都府京都市)、加古川市立総合体育館(兵庫県加古川市)の3会場で計5試合が行われた。(滋賀会場はV1男子と共催で各1試合)
5連勝中の東レはホームゲーム2戦目で日立と対戦。第1セットは石川(真佑)やクラン(ヤナ)を中心とした攻撃で東レが25-21で先取するが、第2・第3セット、日立は長内(美和子)、上坂(瑠子)の両エースの攻撃や、入澤(まい)のブロック、窪田(美侑)の連続サービスエースなどがうまく機能し、2セットを連取する。今季初めて2セットを落とした東レは第4セットで再び奮起。クランの活躍などで25-16でセットを奪い返し、試合はフルセットに。最終セットも東レのペースとなり、井上(奈々朱)のブロード、石川のサイド攻撃などで序盤からリードし、15-9となり、3-2で勝利。辛くも無敗を守った。
兵庫では、ホームのJTが姫路と対戦。第1セット、姫路は田中(咲希)のスパイクや佐々木(千紘)のサーブなどでJTのリズムを崩し、25-19で先取する。しかし、JTは第2セット以降、セッター・籾井(あき)のトス回しが冴え、田中(瑞稀)がサーブやスパイクで活躍。日本代表・芥川(愛加)のブロックも要所で決まって流れを引き寄せ、3セットを連取。3-1で勝利し、6勝目となった。
兵庫会場の第2試合は岡山とデンソーが対戦。どのセットも接戦となったが、デンソーはリベロ・井上(琴絵)を中心としたディフェンスやプラマー(キャサリン)の攻撃などで岡山をおさえ、3-1で勝利。4位に浮上した。
京都では互いに今季初勝利を狙うトヨタ車体とPFUが対戦。第1セットは両チームともミスが目立つ展開。デュースにもつれこむがトヨタ車体が29-27で取り切る。第2セットもトヨタ車体が前日に通算出場セット数で日本記録を更新した大ベテラン・荒木(絵里香)がスパイクやブロックで活躍。PFUも高相(みな実)のサーブなどで応戦するが、トヨタ車体が25-21でセットを連取する。第3セットは完全にトヨタ車体のペースとなり、荒木がサーブにスパイクにブロックにと大車輪の活躍を見せ、25-11と圧勝し、ストレートで今季初勝利を飾った。荒木は現在、個人成績のブロック決定本数とサーブ効果率で1位となっている。
京都会場の第2試合はNECと埼玉上尾が対戦。第1セット、NECは曽我(啓菜)が8得点の活躍を見せて25-17で先取する。第2セットは埼玉上尾のブロックが機能し、25-20で取り返す。第3セット、第4セットはどちらも接戦となったが、NECはこの試合で好調だった曽我や今季はスパイク決定率で2位以下を大きく引き離して1位をキープしている島村(春世)が活躍し、3-1で勝利。東レ、JTとともに6勝目となった。(8日現在の消化試合数は東レがNEC、JTより1試合少ない)
来週は愛知、東京、富山で試合が行われる。
【順位】(Pはポイント)
1 NECレッドロケッツ(6勝1敗18P)
2 東レアローズ(6勝0敗17P)
3 JTマーヴェラス(6勝1敗17P)
4 デンソーエアリービーズ(4勝2敗13P)
5 久光スプリングス(4勝3敗12P)
6 岡山シーガルズ(4勝3敗12P)
7 埼玉上尾メディックス(3勝5敗10P)
8 日立リヴァーレ(2勝4敗5P)
9 トヨタ車体クインシーズ(1勝5敗4P)
10 ヴィクトリーナ姫路(1勝5敗3P)
11 KUROBEアクアフェアリーズ(1勝4敗2P)
12 PFUブルーキャッツ(0勝5敗1P)
※順位は勝率、セット率が同じ場合、得点率で決定する
素材提供:V.LEAGUE
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