2020-11-11 15:16 追加
サントリー大宅「昨年までは結局最後はディマ(ムセルスキー)だけだったのが、マサ(柳田)さんが入って選択肢が増えた」柳田「ああいう場面での1本が任されている仕事なので」V1男子会見
11月7日サントリー会見
SV男子
2020年11月7日、パナソニックアリーナで行われたパナソニック対サントリーの試合後のサントリー記者会見の模様をお届けする。
試合は第1セットをパナソニックが先取したが、第2セット以降はサントリーが強いサーブと攻撃で押し切って、開幕から連勝してきたパナソニックに初めて土をつけた。
■サントリーサンバーズ
●山村監督
山村:第1セットの入り、非常にパナソニックさんにやりたいようにやられた。うちの「勝ちたい」という思いが強すぎて意識しすぎたというか、そういうのが重なって、いいようにやられたという印象です。
第2セット以降は、セット間で「自分たちがやれることをやろう」、それは試合前にも言ってたんですけど、それをリマインドして、それが効いたのかどうかわからないですけれど、選手たちは自分たちの本来の力を取り戻して、第2セット以降は頑張ってくれたと思います。特に、今日でいうとフローターに苦しめられたシーン、特に深津くんのハイブリッドサーブで柳田と藤中謙也の間を狙われたりとか、そこで苦しんだ場面があったのですが、終盤以降狙いが変わってきたりとか、藤中が狙われることが多くなったんで、サイドアウトが落ち着いたことによって、自分たちのリズムができたことが勝因のひとつだなと思います。
あとは今日に関しては当然ディマ(ムセルスキー)に本数が集まっていましたし、今後どれほど(トスを)散らしていくかがひとつの課題。それを今日はマサ(柳田)が担っていたと思うんですけど、そこがうまく機能することプラス、クイックがうちの課題かなと思うんで、それだけ柳田とムセルスキーに本数が集まっている中で、ミドルをどうしていくかが今後の課題だと思います。
でも何よりも今日勝てたということが、僕らの財産になると思いますし、自身につながると思うので、今日明日2連勝することに大きな意味があると思うので、今日は勝てましたが明日同じことができるとは限りませんので、しっかり準備をして、明日の試合に挑みたいと思います。
――今日、ムセルスキー選手がミドルでブロックに入っていたと思うんですけど、これが基本になるのか、それとも相手によって変えているのでしょうか。
山村:そうですね、相手によってだったり、互いのチームの構成によって変わってくると思います。基本的に、一番強いアタッカーをひとり消したいというのが狙いだったので、サーブで崩された時点で両方にムセルスキーがブロックに来るというのがひとつの脅威になりますし、その時点でレセプションをするメンバーには、すごくストレスになると思います。返さなきゃいけないというストレスになるので、そういう狙いもありますし、ミドルのヒッター、今日でいうと山内くんですね、ムセルスキーにアタックしないといけなくなるので、クイック、パイプを使いにくい状況にできたと思うので、それがうちのチームの狙いですので。パンサーズさんは、昨年は勝てなかったですし、どのチームも一目置いてる強いチームであることは間違いないので、そのチームに対してどう戦っていくのかっていう点では、狙い通りにできたのかなというのはあります。
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