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会見・コメント

2020-12-04 07:00 追加

東レ・高橋健太郎「今は本当にいい意味で勝ち癖がついている状態」V1男子記者会見

V1リーグ 男子

●篠田歩監督

5勝5敗同士の戦いとなったので、絶対負けられないという思いでやろうというのは試合前話して、その準備を1週空いたところで特にブロックとディグのディフェンスのところはずっとやってきたのでそれが試合でしっかり出たかなと思っています。途中出場してくれた米山がしっかりディフェンスの面と、峯村はサーブの面でチームをより勢いづかせてくれたので、2人の仕事が大きかったです。3-0で勝てたのは特によかったと思うので、明日は負けたら意味がないのでしっかり気を引き締めて今日できなかったことをしっかり明日できるように作り直していきたいなと思っています。

――接戦の中サーブの効果が上がっていたと思うが評価は?

篠田:堺さんはどちらかというとサーブレシーブに不安を抱えているというのがあったので、相手の樋口(裕希)選手をどんどん狙っていこうという。樋口選手がサーブレシーブした時のアタック効果率が低いというのがデータで出ていたのでそこを積極的に狙っていこうというのは話をしていました。それが試合に出ました。

――星野選手と米山選手を変えたタイミングについて

篠田:星野をスタートでいった理由の1つとして、ブロックを充実させたいというのがありました。第1セットは外国人選手の攻撃をブロックはしませんでしたが対処ができていてよかったです。第2セットからサーブレシーブで崩され始めて、ディフェンスをしっかりさせないといけないと思って米山に変えました。入ったことにより守備が安定してクイックとクリスが得点を取るのがあるので、それがチームが回った要因です。米山を出すときは守備を固めてクリス、ミドルといううちのパターンに(相手を)嵌められました。米山も上がってくるボールが少ない中でしっかりと決めてくれていたのでそれも大きな要因でした。今日の(ローテーションの)当たりでいうと関田(誠大)選手が前にいるときにそこからどれだけ決められるか1つのキーポイントでしたので、星野が入っていたときにそこから決められなかったというのが苦戦してしまった理由だと思います。そこを思い切って変えたということです。

――その流れでいうと小澤(宙輝)選手の出番は少なくなるか?

篠田:小澤、星野、米山にしてもスパイク・サーブ…サーブレシーブのところは(小澤選手は)駄目なんですけれども、攻撃面では上回っています。チーム編成として、新人3人を入れてしまうとチームがうまく回らないというか…(説明するのは)難しいんですけれどもそういうところのゲームの流れをつかみ損ねるというのがあります。ゲームメイクができる選手が入っている方が良いなと感じています。小澤自体の攻撃力は良いですが、そこを勉強していけば良くなるかなと思っていて、チャンスがあれば使いたいです。

――山口(拓海)選手についてのここまでの評価は?

篠田:よく頑張っています。サーブレシーブランキングにも入っていますし、(1年目で同期の)富田がいることもあって、2人がチームのサーブレシーブを支えているといっても過言ではないので、予想以上にやってくれているなというのはありますけれども、1年目なので自分のことで精一杯なのが現状です。シーズンを戦っていく中で自分一人だけではなくてブロックとレシーブの関係などもできるようになっていけば、さらにレベルアップしていくと思います。活躍する選手が誰もが通る道ですが、リーグを通して成長をしていくのが大事だと思っています。成長するためには出続けなければならないのでこれをいい機会にしてもらえれば。(他のチームに)いいリベロが沢山いるので、真似をすることによって自分を確立していくことがキーになります。いろいろ経験していけばさらにレベルが上がると思います。

――山口選手の持ち味は?

篠田:サーブレシーブもそうですが二段トスがうまいとでころす。相手のブロックがどこにいるか考えて上げています。途中富田に上げたのも相手のセッター山口(頌平)選手がいたところに上げられます。普通何も考えていなければクリスの方に上げてしまうところを意識があると思うので…小学校のときにセッターもやっていたらしいのでそういう経験が生きていると思います。開幕しているときより富田も含め成長しています。

――5連敗から6連勝しましたがチームの違いは?

篠田:大きくいってしまえば新外国人のクリスがチームにフィットしてきたところです。コロナ禍で、14日間の自主隔離を経てその後いきなり2週目から試合に出しているので。まずバレーボールができておらずそこから始まりました。トスのスピードとか分からない状況で試合が始まってしまっていたので、ようやくコンビネーションも合ってきてどういうトスが欲しいのかというのをセッターとコミュニケーションが取れ始めてきました。1週空いてよりそれが良くなったかなと思います。

――土曜日の結果が良くなくて日曜日の結果が良いのは?

篠田:土曜日の方が緊張しているかというか、(今日は)後半上げてきてくれたので良かったです。

――土日同じ相手と戦うのは?

篠田:いい面は、対策はしやすいことです。例年だと土日違うチームと対戦するので。1週通じて同じ相手を想定して練習をすればよいのでより簡単です。悪い面は見ている人が面白いのかなというのと、1戦目勝てたときは同じことをやればよいですが、負けると次の試合どう変えるかが難しいです。スパイカーはそれほど考えないですが、セッターは配球などをいろいろ考えると思います。

写真:黒羽白

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