2021-01-27 12:15 追加
北京五輪代表・櫻井由香さん(元デンソー)「中学生にバレーボールのできる環境を」 東京REDHEARTSバレーボールアカデミー
北京五輪代表・櫻井由香さんが講師を務めるバレーボールアカデミー
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バレーボールアカデミーの受講生たちと
最近、女子バレーボールの世界では日本代表の中田久美監督を筆頭に、Vリーグや高校、大学などで、元女子選手が監督を務めるケースが増えてきた。しかし、元選手がバレー界で活躍する場は監督だけではなく、バレーボール教室などさまざま形で指導に携わっているOGたちもいる。今回は2008年北京五輪代表でVリーグ機構に勤務する櫻井由香さん(元デンソー)が指導している中学生対象のバレーボールアカデミーにお邪魔し、お話を伺った。
櫻井さんは2012年の現役引退後からVリーグ機構に勤務する傍ら、バレーボール教室などで小中学生、ママさんなどへの指導を続けてきた。特に本人が現役引退以来ずっと住んでいる東京都武蔵野市では小学生に継続的にバレーボールを指導してきたという。そういった活動を続ける中で小学生時代にバレーボールに親しんだ子どもたち、特に男子が中学生になるとバレーボールを続けたくても部活がなく、やめてしまうケースがあることをとても残念に思っていた。「いつか中学生がバレーを続けられる環境を作りたい」というのが櫻井さんの夢だった。
そんな折、昨年、新規で発足する女子バレーボールチーム「東京REDHEARTS」(前・埼玉上尾メディックス監督の吉田敏明氏が監督に就任予定)が下部組織として中学生対象のアカデミーを立ち上げるから指導をしてほしいという話が舞い込んだ。櫻井さんにとっては願ってもない機会である。コロナ禍の影響でバレーボールチーム本体はまだ始動していないが、バレーボールアカデミーは昨年11月から毎週木曜日、吉祥寺の藤村女子中学高等学校の体育館を拠点にスタートした。今後、町田、八王子の会場も開設予定だという。
スクール生は現在、男女合わせて7人。女子チームの下部組織ではあるが、男子も入れるというのが櫻井さんのこだわりポイントだ。前述の通り、最近は少子化の影響でかつて男子バレー部があった中学校も現在は女子だけになるなど、男子バレー部を有する中学校が非常に少ないことがその理由である。「中学の間は他の部活に入ってもいい。でも、同時にバレーをここで何とか続けておけば、高校はバレー部のある学校を選ぶこともできますから」と櫻井さんは話す。

普段の練習風景。緊急事態宣言中はオンライン指導となった
取材に伺った日は新型コロナウイルスの影響で東京都に緊急事態宣言が出ており、オンラインでの指導となった。指導のパートナーは東京REDHEARTSジュニア育成事業部所属で元日本代表男子マネージャーの岩田淳彦さん(国際バレーボール連盟コーチ)。岩田さんは現在、茨城県の高校でもバレーボール指導を行っているため、その部員がモデルとなってお手本の動画も撮影し、受講生に配信している。

指導のパートナーである岩田淳彦さん(左/国際バレーボール連盟コーチ)と

オンライン指導。スパイクの腕の振りなど在宅でできる動きを受講生にしてもらい、アドバイス

コロナ禍でも在宅でできるゴム紐を使った練習
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