2021-02-10 11:57 追加
デンソー・川北元監督「横田真未はゲームを見る意識が高い」、井上琴絵「勝ちにこだわってやっていきたい」 V1女子会見
SV女子
●川北元監督
ここで取らなくてはいけない、という場面でセットが取れませんでした。JTさんのように粘り強く、なおかつ組織立っているチームと戦っている時には、そのチャンスを逃してはいけない。後から追い上げられてしっぺ返しを食らいます。今日はそういったゲームになってしまったんじゃないかなと思っています。
序盤は非常に良い形だったのですが、3セットを取り切るということは、本当に大きな課題です。残り2戦、我々はチャンスを最大限に活かして勝ち切る、最後まで戦い抜かなくてはと感じています。
――スタートから東谷選手を起用されましたが、狙いは?
川北:ブロック力がありますし、攻撃能力も非常に高いです。JTさんに何とかプレッシャーをかけたいと思って起用しました。
――(フロア)ディフエンスよりはオフェンスへの期待でしょうか?
川北:ポジション的には両方やらなくてはいけないのですが、攻撃的な面で活躍してくれると嬉しいなと思って使いました。オフェンスの部分でもディフェンスの部分でもよく頑張ってくれていたと思っています。
――チームは少しずつ明るさを取り戻してきているようにも感じました。前日に重い雰囲気、気持ちを切り替えるための話などをしましたか?
川北:残りの試合をすべて勝たなくてはいけないということはみんなわかり切っていることなので、かえってプレッシャーを与えるようなことはしませんでした。自分たちでしっかりと感じてくれていると思っていますので、特にそういったことは言っていないです。ただ、JTさんには2回フルセットで負けていたので、何とか今回一矢報いたいなとは思っていました。
――1、2セット先行して第3セットから逆襲されてしまった要因は?
川北:被ブロックが非常に多かったなという印象です。その状況は相手に非常にいいムードを作らせます。もう少し粘ったフォローをして、逆サイドに展開とか、そういったプレーを続けていかないと苦しいかなと思いました。
――松井選手はどのように評価されていますか?
川北:彼女はガッツのある選手なので、途中で入ってもアグレッシブにプレーをしてくれます。攻撃のリズムが速くなりますね。単調になってしまった状況を打開する時には、彼女のテンポの良さとかスピーディーなリズムはとても効果があると思っています。
撮影 堀江丈
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