全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>デンソー・川北元監督「横田真未はゲームを見る意識が高い」、井上琴絵「勝ちにこだわってやっていきたい」 V1女子会見

会見・コメント

2021-02-10 11:57 追加

デンソー・川北元監督「横田真未はゲームを見る意識が高い」、井上琴絵「勝ちにこだわってやっていきたい」 V1女子会見

V1リーグ 女子

■2月7日 第1試合  JT 3(23-25、21-25、25-21、25-18、15-9)2 デンソー

●松井珠己選手

今日は相手のブロックに捕まったという印象です。自分が2枚替えで出た時も流れを変えることができずに、そのまま相手に主導権が行ってしまいました。途中から入った選手がもう少し勢いをつけることができたら良かったなと思います。

●東谷玲衣奈選手

序盤は競ってはいましたが、後半のセットになるにつれて、個人的に攻撃での工夫が足りなかったと感じる部分がありました。ブロックとかディフェンスは良かったんですけど、攻撃面で相手を上回ることができなかったという反省点がありました。

●井上琴絵選手

負けられない試合が続く中で…今日も勝たなくてはいけない、勝てる可能性があったのにやっぱり勝ちきれない、非常に悔しい試合でした。前半は自分たちの良い流れがあって、第1、第2セットを取り切れましたが、後半は相手が勢いづくような点数の取られ方をされてしまって、こちらが少し消極的になるシーンが増えてしまいました。精神的にも最後まで戦いきれるように、もっと勝ちにこだわって、ひとつのプレーを最後までし続けられたら良かったなと思いました。

――東谷選手に。スタートからの出場でしたが、自分の求められている役割をどのように認識してコートに立たれましたか?

東谷:監督からは「考え過ぎずに自分らしく行けよ」という言葉をもらっていました。ブロックで相手にプレッシャーを与えられるという自信があったので、今日はそれで少しでも相手にダメージを与えることができたらと思って取り組んでいました。

――自己評価としては?

東谷:(少し考えて)いや、あまり高くないです。

――東谷選手はいつも謙虚ですね。松井選手は2枚替えで東谷選手と出場することも多いですが、松井選手から見た今日の東谷選手はどうでしたか?

松井:序盤はすごく良かったと思います。ただ、これはレイナ(東谷)だけじゃなくてチームとしてなんですけど、相手に1本シャットされた後に続けて失点をしてしまう状況がありました。もう少し失点の後、プレーで気持ちをのせられたら良かったなと思いました。レイナは普段通りに良かったと思います。

――松井選手が2枚替えで出るときに心がけていることは?

松井:やっぱり流れを変えることがすごく大事だと思うので、まずは自分から声を出して雰囲気を作ること。自分の得意な攻撃はミドルを使うことなので、そこをしっかり活かせる組み立てをすることですね。今日はそれができなかったのが反省点です。

――田代選手から教えてもらっていることは?

松井:田代さんはサイドのトスがすごく上手です。ミドルにかけてサイドに上げるやり方とかを見て学んでいます。自分が代わってコートに入るときには、相手のブロックの状況とかを教えてくれるので本当にありがたいですね。自分もそういうことができたらいいなと思っています。

――井上選手に。第1、2セットを取れた理由はどこにありますか?

井上:こちら側からサーブでしっかり仕掛けられたことです。相手が気持ち良く攻撃できる状況を防ぐことができたので、自分たちがやりたい展開を多く作ることができました。

――第3セットから切り返されてしまったのは?

井上:第1、第2セットは凌げていたボールでも、相手がダブル(スパイカーの同時攻撃)を仕掛けてきたりとか、ミドルを活かした攻撃でいろんなバリエーションを使って攻められてしまって対応しきれない展開が多かったと思います。

――チームのサーブレシーブについては、どのように見ていますか? プラマー選手はチーム力を高めるためにサーブレシーブの強化を挙げていましたが。

井上:今シーズンは工藤(嶺)も、中元(南)も東谷も安定してパスを返せているんですけど、Aパスが返っていたとしても1点に繋がっていないケースもあります。サーブレシーブは数字として良い成績がチームにあるので、そこをもう少し点数につなげていきたいなと感じています。フォーメーションを変えたり、人が変わったりすると少しバタつくケースもあるので、そういうところの連携はもっと深めていかなければと思っています。

――Aパスが返っても得点に結びつかないというのは、連携に課題があるということですか? パスがきれいに返ることで攻撃が読まれてしまうということもあるのでしょうか?

井上:もちろんそういうことも中にはあると思います。ただ、パスの返球率ほどチームの決定力が高いわけではないですし、そこがもう少し上がってくれば、と。たとえパスが返らなくても、多少の余裕を持ちながら仕掛けることもできるんじゃないかなと思います。

――決定力が大事、なんですね。

井上:点数を取らないと勝てないですし。決定力というのは去年からの課題のひとつでもあるので点数につなげることをもっと改善していかなければならないと思います。

――4強に入るために、残りの時間でどういうところに力を入れていくべきだと思いますか?

井上:来週の2試合は本当に大事です。ファイナルステージに行くためには負けられません。その意識を一人ひとりが強く持って、もっと勝ちにこだわってやっていかなければならないですね。良い試合ができているときは、サーブで攻めてブロックで仕留めて、とか、拾って切り返すことができています。そういう展開が作れるように、しっかり準備したいなと思います。

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック