2021-03-07 08:54 追加
WD名古屋・小川智大「球が来るところに構えてとる。シンプルです」近裕崇「33歳の抱負は、健康体でたくさん試合に出ること」
SV男子
--クリス選手への対策は。
近:別にスペシャルな戦術をとったわけではなく…。しっかりサーブで狙って崩そうということと、その時はパダル選手にトスが上がるだろうから、その時のブロックの形をしっかり揃えよう、あとは後ろのディフェンスを意識してやってきたのが一週間準備してきたことです。特別なことというよりは基本的なことをやってきたのが今日実ったのかなという感じですね。
小川:こっちがやることはブロックを揃えて、こちらは空いてるスペースに入って、タッチしたらそのボールをしっかり拾うこと。抜けてきたボールはそこまで気にしないというかしょうがない。すごい良い選手なんで。けど、イージーボールだけは落とさないようにしてました。
山田:割り切ってプレーしていました。抜けたら強力なスパイクなので、取れる範囲というかコースにはしっかり入って、パダル選手が良いプレーをしたら次切り替えてって感じでやりました。
--東レとは昨年10月ぶりの対戦。当時と変わったことは。
トミー:シーズンを通して我々のチームに関しては進歩していると思っています。東レさんについても、シーズン後半から尻上がりに調子をあげている。後半戦本当に強いと思います。
--1セット目終盤の逆転について。
トミー:今日の試合に向けてゲームプランをしっかり明確にもって挑みました。選手達がそれをしっかり体現してくれたと思います。一週間通していろんなバリエーションを考えて練習に取り組んできました。ああいう(リードされる)展開になってもそれに適した対策をとり、1本1本取れていった結果だと思います。ゲームプランは我々にとってこういう風に持っていくためのものなんですが、一番重要なのは選手がコートの中でどう表現するか。それがしっかりできていた。
私が用意したゲームプランのお陰で勝ったとは思っていなくて、選手達がよくやってくれたからです。もし負けたらそれは私のゲームプランのせいです。監督は孤立した寂しい仕事ですけど、それが監督というものなのだと思っています。
--得意とされているBクイックがよく決まっていたが。
近:こればっかりは僕一人の問題ではないので、パスしてくれる人がいてトスをあげてくれる人がいて成り立ってますし、他のオフェンスの人達が機能してそこで自分がいます。
--東レのミドル交替でやりにくかったところは。
近:富松さんがやりづらいです。ぴったりマークされてる感じ、富松さんは嫌いですね。嫌な感じです(笑)
--サーブレシーブで常に上位を保っているが。
小川:ボールが来るところに僕が考えて行く。シンプルです。
--ブロックディフェンスについて。
小川:トミー監督がかなり指示をしてくれて、僕らが駒として動いている感じなので、指示通りのことをやればとれる確率が上がるし、やれないと下がってしまう。指示通りに動けるように練習の時から準備してます。僕らの課題はレセプションからの攻撃というよりは、ブレイク。トランジションになった時のディフェンスが高梨選手山田選手がもう少し伸ばせるところなので、そこを頑張っていきたいと思います。
--サーブ効果率で意識した選手はいるか。
小川:すごく意識してます。クリス選手に対して、すごいパワーがある良いサーブを打ってくるのでしっかり1回でキープして、バルテック、高梨選手山田選手に預けるっていう形で。あとはやることを普通にシンプルにやるだけです。
--先週VOM、今日も決定率が非常に高い状態だったが、意識したことは。
山田:単純に僕が下手なんで、毎年毎年こうしようって考えながら練習に取り組んできて…。多分皆さん、僕がサーブレシーブ苦手でそこから調子を崩していくイメージがあると思う。小川と高梨がいてうまく回ってるというか、僕自身も自信をもってやれてる部分もあるので、何を意識したというわけじゃなく試合に出続けて感覚をつかんで…というのが全てだと思います。自ずとスパイクやサーブも一緒に上がっていくと思うんで、このまま続けていきたいです。
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