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会見・コメント

2021-03-12 10:23 追加

日立・境紗里奈「緊張の中でも相手を見てトスを上げることができた」、東レ・小川愛里奈「初めてのオポジット、楽しみです」 V1女子 V Cup会見コメント

SV女子

■越谷章監督

このV Cupはいつもと違うメンバー。なおかつミドルの小川がオポジットに入るという不慣れな状態でやるしかないのですが、その中でも選手個々が良いものを少しずつ出して、昨日のNEC戦よりも少し成長してきたのかなと思っています。
まだまだイージーボールの処理、セカンドボールのセットの質なども、リーグ戦に比べたら精度は低いので、まずそのあたりのところをしっかり整備していこうと。今、取り組んでいるのがサーブとブロック。そこももう一回しっかり立て直して行きたいです。今日もブロックでは本当はもっとひっかけないといけないところで、ブロックアウトとか吸い込みが多かったです。アタックの面ではセッター白井を中心に、アタッカー個々が良いものを出せるように、いろいろ動きながら攻撃に入ったり、想像力を使っていきたいなと思っています。

――オポジットに入った小川選手の評価、ならびに今シーズン通じての評価は?

越谷:サイドのトスを打つことに関しては、高校時代からオープンなどを打っていたので得意なのはわかっていました。それをすぐに実戦でできるポテンシャルの高さは評価しています。ただ、本職はやはりミドルなので、ブロックのところはもっとやっていかないといけないと思います。ミドルといってもディグのところも求めたいですし、ちょうど今は良い練習になっていると思っています。多分本人はブロックもディグも苦手だと思うんですけど、まだ苦手の意識にも到達していないというか(笑) まだまだ成長している段階なので、変な意識にとらわれずにやっていけばもっともっとできるのかな、と。伸びしろがある選手で、現段階でも昨シーズンよりパフォーマンスを出しています。常に成長できるんだという意識で取り組んでくれたらと思っています。

――昨日(対NEC戦)は変則フォーメーションですね。中田選手がミドルの位置に入っています(ミドルの大崎琴未選手はレフト対角に)。これはどのように理解すれば良いのでしょうか?

越谷:今日みたいに普通の組み合わせでやったらある程度形にはなるのですが、その前にもっといいものがあるんじゃないかなと思って。S3だけはフロントがミドル2人になってしまって、ちょっと苦しいんですけど。その代わりにリベロが5回真ん中になる。セッター白井のセットアップに行く助走の距離が短い、というのがメリットです。なおかつ小川は今日みたいにサイドで打たせるだけじゃなくてクイックに入ったり、ミドルとしてのブロックも練習できますし。いろんなことをできるなと思って試しました。

――つまり、アウトサイドの中田選手にミドルのプレーを要求したわけではない、と?

越谷:そうですね。(このフォーメーションの中で)S6で彼女は普通にサイドの位置でライトから打てますし、結構バリエーションも豊富です。普通こんなことしないんだろうとは思うんですけど、でも、もうちょっとやったら面白いのかな(笑) まずはやってみないとわからないと思うので。

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