2021-03-14 09:00 追加
清水邦広「サーブがいいほうが勝つと予想してそのようになった。」深津英臣「パナソニックの強さは清水さんクビアクさん永野さんらがケツを叩いてくれるから」V1男子会見
SV男子
●ティリ監督
非常に大事な試合で勝てたことは本当に嬉しい。ラリーがいっぱいあってそれを決めきれた。
相手も非常に強いオポとミドルがいるんですけど、最終的には勝てたことが嬉しいです。
――2セット連取したあと、3セット目は東レに取られました。3セット目に東レが富松選手を入れたことの影響もあったかと思いますが。4セット目立て直せた理由は。
ティリ:3セット目に富松さんを入れてきたんですけど、相手ではなく私達が、プレーするのを止めたと思いました。東レさんは強いチームで、1分2分ちょっとでも細かいことをやめちゃったら負けると思ったので、4セット目はしっかり私達のことを考えて、しっかりプレーすれば大丈夫と伝えました。
そうして細かい部分を調整しながらだからこそ、
東レとはずっと集中しないと勝てないと思ったので勝ててよかったです。
――公式帳票だとアタック決定率が上なのは東レですが、勝ったのはパナソニック。なぜでしょうか?
ティリ:非常にいいプレーをしていまして、なぜ勝てたかというと、大事な部分で私達のほうが上回っていた。たとえばサーブの部分とか、Aパスだったらコミットするとか、奏吾さんとヒサさんをかえたり、パスがヒサさんのほうが返っていたので代えたり。そういう細かいところ、大事なところで影響があったのかなと思います。
3セット目結構点数が離れて負けたんですけど、4セット目慌てずに落ち着いてプレーしたので、メンタルの部分で私達が強かったのかなと思います。
――先週はローテーションのスタートを小宮選手にして、今週は清水選手のファーストサーバーにした意図は?
ティリ:チェスみたいに戦略の部分でそういう戦いもありました。
なぜ代えたのかはあたりを変えようとした。
清水さんを最初にサーブにしたのは、エースを取ったので良かったと思う。
細かい部分を調整しながらやっていまして、細かい部分が良かった。
ローテーション、サーブ、ブロックのオプションが良かったから勝てた。
勝ってるときは何も変えずにプレーし続ければいいんですけど、負けるとどこか変えないと行けないと思う。
でもたまに負けても選手をいっぱい代えずにそのまま行くのも大事。
――連勝してる中でも変えたのは、おそらくクリス選手に誰を当てるかで変えたんだと思いますけど。
ティリ:それも含まれています。
――前回の対戦が1勝1敗で、ここはよかった、ここはダメだったというのを今日どう生かしたのか。
ティリ:勝てたことにホッとしています。しっかりホテルに戻ったらまた映像を見て修正しないといけないところを見るつもりです。
試合中何かがよくなかったら解決したいので、そういうソリューションを見つけるために毎回映像を見ています。
今日は本当にいいプレーをしていた。
――ファイナル3がかかってくる重要な試合になるが、明日勝ってよりよい順位にいくために何が必要か。
ティリ:あと3勝すれば上位3チームに入れる。そのことだけを考えています。他のチームを考えずに、自分たちのやるべきことを考えて進みたい。
撮影:坂本清
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