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会見・コメント

2021-03-19 18:28 追加

サントリー・柳田将洋「Bチームが強いことも勝ち続けている要因」、FC東京・古賀太一郎「トータルディフェンスが機能すれば違う展開も作れる」 V1男子会見

SV男子

■FC東京

●長友優磨主将

今日は自分たちのリズムでバレーができずに終わってしまったのかなと思います。

●古賀太一郎選手

順位表を見てもわかるようにサントリーさんは1位ですし、自分たちは8位ということで力の差があるのは試合前からわかっていて、その中でどれだけ自分たちが準備してきたことをできるかというところで試合に臨みました。試合結果はこういう形になったものの、悲観する必要はないと思います。相手が2点取ったところを自分たちが取れていたらそこで点数はイーブンになりますし、バレーボールとはそんなものなので、明日はまた違う展開になるように試合ができたらと思います。

●佐藤望実選手

チームのミスもそうですし、僕の個人的なミスもそうなのですが、もうちょっとプレースタイルというところを積極的に出すべきだったかなと試合が終わって反省しています。でも、 明日の試合に向け、切り替えてやっていきたいと思います。

――古賀選手に。サントリーさんと対戦してみての印象は?

古賀:しっかりサイドのスパイカーがいて、パスを返す、ハイボールを打つなどそれぞれの役割が明確な中で突破口を見いだすとするならば、自分たちのサーブがキーになってきたと思うのですが、そこが想定より崩せなかったです。そして、パスを返す選手はしっかりパスを返して、スパイクを打つ選手はしっかりスパイクを打ってという相手がやりたいバレーをさせてしまい、リスクを負ってサーブを強くしてもアウトになり、後手後手に回る試合展開になりました。 サントリーさんは間違いなく1位のチームなので、サーブ、ブロックなどどこのスキルをとっても隙がないチームだと試合をやっていて感じました。

――佐藤選手に。今シーズンこれまでを振り返って、手応えを感じた部分やチームに貢献したいことは?

佐藤:今シーズン、ずっと試合に出させていただき、すごく自信につながりました。試合を通して勉強させてもらいましたし、もっと磨かなければならないプレーも明確になってきましたので、 そういう部分では試合に出てみないとわからないと感じています。

――磨かなければならない部分はどんなところだと思いますか?

佐藤:自分のポジションはもともと手塚さんが入っていたところですが、手塚さんとは違う点数の取り方も必要です。また、身長が低い分サーブレシーブで貢献して、 どれだけAパスを返して、ミドルの選手に攻撃をさせるかとか、そういう部分も必要なスキルかなと感じています。

――古賀選手に。土曜日よりも日曜日の方がいいパフォーマンスができている理由と明日の試合に向けて。

古賀:明確な答えがあれば自分たちも知りたいところですが、 土曜日負けたチームの方が作戦を立てやすいので、パフォーマンスが上がる確率が高くなると思います。土曜日のパフォーマンスが悪いというより、戦術を変えたりすることが土曜日に負けたチームの方がやりやすいというのは、今のVリーグのシステムで1シーズンここまで戦って感じてはいます。明日の試合に向けては、サーブの狙い目が大事になってくると思います。今日はムセルスキー(ドミトリー)選手に決められすぎました。うちの選手もディグはできていましたが、コースを制限してのディグではなく、たまたま上がったとか、個人の技術だけのディグが多かったです。なので、誰がここを守り、ここをブロックするという戦術をしっかり立てて、トータルディフェンスが上がれば明日は違う展開になっていくのではないかと思います。

――古賀選手に。お兄さんの古賀幸一郎選手(WD名古屋)の引退が発表されました。兄弟対決となる引退試合もありますが、対戦を控えて思うことは?

古賀:彼は間違いなく日本一のリベロだと思いますし、いろいろなリベロがいる中で彼は絶対的なスキルを持ったリベロだったので、他のどんなリベロよりスキルでは秀でていました。そこを自分はいちばん近くで見ていたので、追いかけ続けていましたが、去年アキレス腱を切って、最後FC戦で引退をすることになりました。彼は電話で話した際に「やり残したことはない」と自分にメッセージとして残してくれたので、そういうバレー人生を自分も送りたいと思いました。日々の過ごし方を近くで見ていましたので、彼のプロフェッショナルなところを見習って、どこまでやれるかわかりませんが、自分も現役時代を過ごしていきたいと思います。

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