全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>V Cup準優勝のNEC・山内美咲主将「選手の発信力や広い視野が身についたシーズンだった」、金子隆行監督「この大会を経験だけに終わらせず、次につなげたい」 会見コメント

会見・コメント

2021-04-02 13:04 追加

V Cup準優勝のNEC・山内美咲主将「選手の発信力や広い視野が身についたシーズンだった」、金子隆行監督「この大会を経験だけに終わらせず、次につなげたい」 会見コメント

V1女子 V Cupファイナルラウンド NECレッドロケッツ 会見コメント

SV女子

 3月27・28日に大田区総合体育館(東京都大田区)で行われたバレーボールV1女子、V Cupファイナルラウンド準優勝チーム、NECレッドロケッツの会見コメントをお届けする。

■3月27日 セミファイナル
NECレッドロケッツ 3(23-25、26-24、26-24、25-15、15-12)2 久光スプリングス

●山内美咲主将

先週の埼玉上尾戦からブロックとサーブを意識して練習してきました。 今回の試合はその修正してきたことが出たかなと思っています。その中でもサーブとブロックディフェンスは自分たちの強みでもあったので、そこを出し切るためにも気持ちの面で攻めに行く姿勢がいちばん大事だということで今回の試合に入りました。
久光さんは技量もありますし、キャリアも豊富なチームで、そこには対抗できないと思ったので、チーム一丸となってということは意識して臨んだので、今回の試合結果につながったのかなと思います。

●古谷ちなみ選手

NECの良さは、どんな状況であっても攻めていくところだと思います。自分自身も今日はどんな状況になったとしても攻める姿勢を忘れずにいこうというのをずっと頭に入れてやっていました。1、2セット目の相手に押された場面でそういうところが出しづらいこともありましたが、3、4セット目は押されても自分たちの良さを出し切れたことが勝ち切れた要因だと思います。 明日の試合も入りから攻めの姿勢に入ることを忘れずに、チームとしてぶつかっていきたいと思います。

●澤田由佳選手

Vリーグのセミファイナルで負けた悔しさがあったので、チーム全員で何が何でも勝つという気持ちを持って、この1戦に挑みました。第1、第2セットはなかなか自分たちのリズムを作ることができませんでしたが、2セットビハインドからチーム全員で勝ち切れたのはよかったです。ただ、山内選手が言ったように、今週はサーブとブロックディフェンスを修正してきて、さらにサーブのクオリティを高めることができると思うので、それを強みに戦っていきたいと思います。

――澤田選手に、2点伺います。この大会で初めてコートに立ちましたが、澤田選手がコートに入った時に会場のハリセンの音などがひときわ盛り上がっていました。ご本人はその雰囲気を感じ取っていましたか?
もう1点は第5セットの前に安田(美南)選手の手を握って、何か話しかけていましたが、どんな言葉をかけたのでしょうか?

澤田:自分が入った時の会場の雰囲気はあまり意識していなかったのですが、どんな時もファンの皆さんがハリセンの音で背中を押してくださっていることを感じた試合だったなと思います。 5セット目の前に安田選手には「楽しんで、思い切ってやりな」ということを伝えました。

――澤田選手に。どんなことを意識してトスを上げましたか?

澤田:この大会で初めてコートに入り、まずはアタッカーの持ち味を活かしつつ、相手ブロッカーとの駆け引きを考えた中で、アタッカーを100%でしっかり打ち切らせるというのを意識してやっていました。

――古谷選手に。澤田選手がコートに入ると落ち着いて見えますが、ご本人はそういう感覚がありますか?

古谷:澤田選手が入ると遊び心というのか、セッターとしてこうやっていこうというのを見ていてもわかるし、言葉でも伝えてくれるので、アタッカーとしても詰まった時でも「こういうふうにやったらいいんだな」という新しい考えをもたらしてくれます。そういう意味での安心感もあるし、自分が詰まっている時は幅が広がるのを感じます。

――山内主将に。先週、埼玉上尾戦で敗れてから、どのように切り替え、チームを盛り上げようとしましたか? また、先週の試合で足りなかったと感じる部分は?

山内:先週の埼玉上尾さんとの試合は経験の差が出たところもありましたが、自分たちがチャレンジャーでありながらどこか構えていた部分が大きく、持ち味を出し切れなかったところが敗因のひとつでもあったと思います。
まずはチームとして、今までやってきたことを信じて、やり続けていくということ。そして、先ほど古谷選手が言っていたように攻め続けることを忘れないという中でハードワークの大切さを感じて、そこをチームとしてどう上げていくか。 一人ひとりがどう取り組めばチームのためになるのかということを考えられるように、ミーティングの中でもそういう機会を増やしました。全員がチームのためにどうやっていきたい、動きたいとか、 勝つためにどうやってここを詰めていこうといった話をしっかりして、詰めることができたことがよかったのかなと思います。

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック