2021-04-06 09:59 追加
トヨタ車体・渡邊彩主将「この経験が無駄だったとは思わない」、大川愛海、周田夏紀、印東玄弥監督 V・チャレンジマッチ女子 会見コメント
V・チャレンジマッチ女子 トヨタ車体クインシーズ 会見コメント
V1リーグ 女子
2021年4月4日に長岡市市民体育館(新潟県)で行われたV・チャレンジマッチ女子(2日目)トヨタ車体クインシーズの記者会見コメントをお届けする。
トヨタ車体 3(25-17、32-30、25-23)0 ルートイン
■トヨタ車体クインシーズ
●渡邊彩主将
昨日3-0で勝って今日は1セット取れば残留が決まるという試合でしたが「1セット取って終わり」ではなく、しっかり3セットの勝ち方にこだわるという話をして入りました。第2、第3セットにちょっとバタバタしてしまったという部分は修正すべき点もあるとは思うのですが、結果として3-0で勝ちきって残留を決めたことは良かったと思います。
●大川愛海選手
相手もすごく強い気持ちで向かってきました。第2、第3セットは少し押されてしまった部分もあると思いますが、そこを全員で抑えて勝ちきることができて良かったです。
●周田夏紀選手
今日は苦しい場面が多かったのですけど、チーム全員で踏ん張って、苦しい時に我慢して、そこから追いついて追い越してというゲームができました。外から見ていてもすごく盛り上がったし、チームが一つになれていたと思います。
――渡邊主将に。第1セットを取った時はやはり「ほっ」としましたか?
渡邊:うーん(笑) 正直、良かったとは思いましたけど、すぐ切り替えてもう一回しっかり集中しようという話はしていて。そこから、結構競ってしまったので。ただ、しっかり勝ちきれたことは良かったと思っています。
――第2セットではノープレッシャーになった相手から地力のようなものを感じましたか?
渡邊:フィジカルの部分だったり、戦術とかうちのやっているバレーが、ルートインさんの戦術や個々の能力に負けているとは感じなかったです。ただ、自分たちがプレッシャーを感じて後手に回ってしまったときとか、今シーズンずっとそうなんですけど連続失点が続いた時に結構押されたり、バタバタした展開になってしまいました。来季はそこをどうやって減らしていこうかな、と。
――今シーズンを総括すると。
渡邊:一言でいえばすごく苦しいシーズンでした。
優勝を目指してやってきたつもりが……。V2に降格になるかもしれない、その試合に出なくてはならない、現実を受け止めなくてはならないわけです。誰もが経験することじゃない経験をしたということは、自分の成長だったり、財産にはなったと思うので、こういう悔しい思いをした分、次にどうやってつなげていくのかということが大切だと思っています。
この経験が無駄だったとは思いません。それをプラスにしていくかいかないかは今後の自分次第だと思うので、しっかり受け止めながら来シーズンを考えていきたいです。
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