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会見・コメント

2021-04-11 13:09 追加

群馬銀行・鈴木日葵「昇格は通過点にしなければ」、新井祥「V1に上がる可能性を見せたかった」、坂本陽菜、田中瑠奈、高橋悠監督 V・チャレンジマッチ女子 会見コメント

V女子

――監督の立場としては、初めてのチャレンジマッチになりましたが。

高橋:選手には切り替えろと言ったものの、0-3で負けたことが自分自身歯がゆくて、ショックで、昨日も眠れずに…。でも自分で切り替るしかないと言った以上、まず自分から前向きに選手に声をかけて戦おうと思った結果、選手がそれに応えてくれたかなと思います。

――今日の試合に臨むにあたって、重視したのは?

高橋:まずは気持ちの部分です。昨日もスタートのところで引いてしまったのは大きかったのかなと(出だしに舛田紗淑選手のサーブブレイクから連続失点)。
選手たちも気がついているところだったと思いますし、見ていた観客の方も「どうした? 群馬銀行」という印象があったのではないかと思うのですが、まずそこを立て直すことが一番大事かな、と。

――今シーズン、ブロードを強化した鈴木選手をこの2日間はポジション6のミドルに配して、その武器を活かしたと思います。ですが、ポジション3に回った安福(若菜)選手もまたブロードが得意な選手です。2人の活かし方については?

高橋:鈴木はオフェンスでKUROBE戦でも高い数字を残しました。V1でも戦える能力、技術、高さがあると評価しています。

安福は昨シーズンはセッター横に入って活躍するケースが多かったと思うのですが、今年は鈴木、安福、双方にV1で戦える選手になってほしいという意を込めて、(得意な武器だけでなく)他のことにも挑戦させました。
その中で安福に関しては、少し迷わせてしまった部分もあったのかもしれません。でも、苦しみながらも苦手なコンビにトライしたり、自分の挑戦する時間をしっかり作りながら、一生懸命努力していました。その努力は、また来年成長した姿になって返ってくると思っています。

――リー選手の対策が一つの鍵だったわけですが、彼女がオポジットではなくアウトサイドに入ってきたのは想定外だったのでしょうか?

高橋:シーズンの中でレフトサイドに入っているケースもありましたので、(そういうことがあるのも)頭には入っていました。ただ、その配置は(代わりにオポジットに入っていた、現在負傷離脱中の)間橋香織選手の活躍が貢献していた部分がありましたので、確率的には薄いのではないかと思っていました。
アナリストの情報も活かしながら、今日はその配置への対応はできたと思っています。

――最後の1点は、ほぼノーマークでバックローからリー選手に決められてしまいました。

高橋:シーズン途中の中断でフィジカル、体力面が大きく下がってしまいました。ベストのコンディションではなかった分、終盤での息切れ、集中力が欠けてしまった。
相手のプレーに対して思い描ける選択肢が少なくなり、V2で想定される攻撃が頭をよぎってしまう。相手のバックローの攻撃に後手になってしまったのかなと思います。

――今シーズンの総轄を。

高橋:コロナ禍の中で我々をサポートしてくださった方々、会社に感謝したいと思っています。来シーズンに向けてゼロからチームを作り直して、しっかりここで戦える準備をして、またチャレンジしたいと思っています。

撮影 堀江丈

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