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会見・コメント

2021-04-12 11:06 追加

ルートイン・村山美佳「準備してきたことが試合で出せた」松本隆義監督「我々の方がやりたいバレーができたのでは」、平原果歩、横田実穂、野上菜月 V・チャレンジマッチ女子 会見コメント

V女子

――平原選手に。第2セット、スタートから入ってチームが機能するようになりました。どういう役割を果たそうと考えてコートに入りましたか?

平原:コートの中を明るいムードにするというのがまず私の役割でした。私は速い攻撃を得意としているので、相手を惑わせてリズムを崩そうという気持ちで入りました。

――野上選手に。自分たちのバレーが出せた部分と出せなかった部分は?

野上:コンビバレーを練習してきて、速攻、速いサイドの攻撃が決まっていたと思います。でも、真ん中のフェイントボールとかレシーブでの粘りが普段より機能していなかったと思います。そこを修正していけたらいいなと思いました。

――Vリーガーになって初めて出場した試合が地元の長岡。感想は?

野上:2枚替えで途中から入る形でしたが、チームの流れを変えるために元気を出して、声を出してやるというのを意識しました。少し緊張はしましたが、絶対にボールをつなぐという気持ちでやりました。
チームの目標はV1昇格。その目標に向けて技術面、メンタル面を鍛えて、先輩方にしっかりついていきたいと思います。

――横田選手に。この入替戦で得られたもの、来期開幕に向けて取り組んでいきたいことは?

横田:入替戦で自分たちがやってきたことが通用するか不安な気持ちがあったんですけど、試合が始まったら「あ、通用するんだな」って。ですので、2日目は自信をもってスタートから入れたというのはあります。
相手が格上でも恐れずにやっていくという気持ちを今回持てたので、来シーズンはその経験を活かしたいです。まずはV2でしっかり勝って、もう一回この舞台でプレーして、(来年のチャレンジマッチでは)1日目から今日のような試合ができるようにしたいと思います。

――村山選手に。少し厳しいことを言わせてください。今日、良い試合はしましたが、セットは取れませんでした。その現実を踏まえて、来シーズン昇格するために何が必要だと感じていますか?

村山:終盤、競っていた場面でもう1点が取れないという部分があります。気持ちの面では負けていなかったと思いますが、技術的な面、真ん中のフェイントが取れなかったりだとか、こちらが相手の穴をつけないという部分がありました。
そういうところで相手が上手だったと思うので、もっと分析して実行する力が足りなかったなと(それが必要だと)思っています。

――今シーズン、高橋愛未主将が不在で難しかったことは?

村山:精神的にも技術的にも中心になる選手。その選手が欠けてしまったことで自分たちの不安も大きかったです。
でも、外から客観的な意見を入れてくれたので試合中もやりやすかったですし、自分たちも頼り過ぎずに、私は1年目なんですけど、どんどん自分たちで前に行こうという気持ちになって、練習にも試合にも取り組めました。

横田:精神的に頼れる存在だったので、チームが不安になることもあったり、まとまらないときもありましたが、外から意見を言ってくださったので助けられました。
もうひとり、平野七菜という選手も怪我をしています。アタッカーの中心になる選手が2人いなくなってしまったので、自分はトスを分散させることだったり、戦術的なことを考えるようになりました。そこは成長できた部分でした。

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