2021-07-28 16:03 追加
アメリカ女子、トンプソン34本の大当たりで中国を撃破 男子ブラジル代表ドグラス「LGBTQIA+も同性愛者以外の人と同じく最高レベルでバレーできることを僕は証明している」
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■僕は僕らしく
ブラジル男子のOHドグラス・ソウザは、優勝と同時にもうひとつ大きな目標がある。それはLGBTQIA+(多様な性的マイノリティー)への理解の向上だ。「僕たち性的マイノリティーは、すべての人と同じです、誰の上にも立とうとは思いません。僕たちは我々の権利が欲しいんです。他の人と同じく、できる限り最善の方法で扱われることを望んでいます。LGBTQIA+だって他の同性愛者以外の人と同じく、最高のレベルでバレーができることを、僕は証明していると思います。平等を求めることが必要ですし、それが僕がスポーツを通してやっていることです。まだ始まったばかりですけれど、年々理解が深まることを望みます」と、開幕前のCOB(ブラジル五輪委員会)の会見で、多様性について話している。この彼の堂々とした態度に共感する人や、彼が選手村に入ってからインスタグラムで紹介している「五輪あれこれ」がおもしろいと評判になり、彼のインスタグラムのフォロワーはうなぎのぼりだ。
初戦ではなかなかチュニジアに追いつけず出だしが悪かったブラジルに、途中出場でいい流れを引き寄せたドグラスは試合後、「(フォロワー急増は)びっくりしました。でも僕はここに自分の仕事、バレーボールをするために来ているし、それが第一です。初戦の固さはありました。五輪まで来ればランキングなんて関係ない、どこも強いチームです」と気を引き締めた。
ドグラス・ソウザのインスタグラム:Douglas Souza (@douglasouza)
取材:ブラジル在住 唐木田 真里子
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