2021-07-30 16:19 追加
日本男子が世界バレー覇者ポーランドに奮闘もストレート負け 2勝2敗で予選突破の行方は最終イラン戦へ
ポーランド戦レポート
全日本代表 男子
バレーボール日本男子代表は30日、有明アリーナで世界バレー連覇のポーランドと対戦し、内容は競り合ったものの、セットカウント0-3で敗れ、2勝2敗となった。
日本のスターティングメンバーは以下の通り。
小野寺太志、山内晶大、西田有志、関田誠大、石川祐希、高橋藍、リベロ山本智大
第1セットはポーランドが1-3とリードしての立ち上がり。日本は西田のサーブから初めて勝負をかける。ポーランドはVリーグでおなじみのクビアクはベンチ。時折山内らのクイックを混ぜながら、石川、高橋らがしっかりと得点する。中盤からは西田も加わり、均衡した展開で終盤まで1点差を追う。ポーランドが20点に乗せてから高橋藍にミスが出て2点差に。そのままポーランドのブロックなどで22-25とポーランドに先取された。
第2セットもポーランドが走ろうとするところを西田のストレート、山内のクイックなどで食い下がる。だが5-8となったところで日本がタイムアウト。タイムアウト明けに高橋が被ブロックで5-9。高橋に代えて高梨がはいる。このセット、ポーランドは速攻をよく使い、11-16と走られる。ここから石川のサービスエース、西田のサーブで崩してからのブレイクで2点差まで詰め寄るが、レオンのサービスエースが決まり、再び4点ビハインドで2度めのタイムアウトをとる。石川がクレクをブロックするなどまた2点差にするがそこからポーランドに走られ、21-25でセットを連取される。
第3セットは高梨をそのままスタートから起用。日本はローテーションを回して関田がバックライトでのスタート。ここで連続失点し、3-6と走られたところで早めにタイムアウトを取る。西田がサーブで崩して高梨がチームメイトのクレクをブロックし、さらに関田がこの試合2本目のブロックを決めて7-7と追いつく。山内のサーブをポーランドがミスをして逆転。1歩先に出る。続いて西田がうまくポーランドコートにプッシュを落とし、2点差としたところでポーランドがタイムアウト。だがビエニエクのサーブで崩され逆転を許し、マッチポイントは1度しのいだものの24-26で落とし、ストレート負けを喫した
日本はこれで2勝2敗となり、予選ラウンド最終戦のイラン戦で予選突破が決まる。
イラン戦は1日19時40分から。
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