2021-12-12 18:31 追加
堺が激闘を制してジェイテクトに勝利 樋口祐希「(高崎は)地元なので気持ちも入っていた。それが出せた」天皇杯第3日目第3試合
天皇杯3日目第3試合の結果
SV男子

天皇杯・皇后杯バレーボール選手権大会はファイナルラウンド3日目が高崎アリーナで行われ、第3試合は堺ブレイザーズとジェイテクトSTINGSが対戦し、フルセットの激闘の末、堺が勝利をモノにした。第1セットは堺が先取したが、第2、第3とジェイテクトに追い上げられ、あとがなくなった堺。第4セットは第3セット途中から起用された迫田でサーブレシーブが落ち着き、取り返してフルセットに持ち込む。ジェイテクトも宮浦、フェリペらで応戦するが、堺が最後セッター深津がライトに上げたトスが合わずバーノンが両手で押し込んだ軟打がぽとりとジェイテクトコートに落ちて勝利を決めた。堺のアウトサイドヒッター樋口祐希は群馬県出身で高校も群馬県立高崎高等学校と、高崎アリーナは地元中の地元。試合後に「地元なので、気持ちも入っていた。それを試合に出せたんじゃないかと思う」と笑顔でコメント。深津は最後のトスについて「本当は松さん(松本慶彦)にあげようと思っていたんですが、サーブレシーブの状況などがあって急にバーノンにあげたのでああなってしまった」と苦笑い。「来週に向けてしっかり課題を修正していきたい」と気を引き締めた。
撮影:坂本清
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