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インタビュー

2021-10-26 18:23 追加

コートに帰ってきた傳田亮太「久々の出場ですが、自分では特別な感慨はありません。待っていてくれた方々のためにしっかり仕事します!」WD名古屋

開幕週二日目の試合後の傳田亮太選手のコメントをお届けする。WD名古屋は初戦はパナソニックをフルセットで破った。傳田選手は昨シーズンほとんど出場機会がなく、久しぶりのフル出場だったが、速攻、ブロック、サーブと全てで活躍を見

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開幕週二日目の試合後の傳田亮太選手のコメントをお届けする。WD名古屋は初戦はパナソニックをフルセットで破った。傳田選手は昨シーズンほとんど出場機会がなく、久しぶりのフル出場だったが、速攻、ブロック、サーブと全てで活躍を見せた。二日目はパナソニックが3-1で勝利したが、傳田選手のプレーは初日と変わらず光るものを見せた。そんな傳田選手に、試合の感想と久しぶりのフル出場について、長身セッターの永露選手についてなどを聞いた。

開幕二日目ということで昨日接戦しっかり勝って、二日目も昨日の勢いで行きたいところもありましたけど、やっぱりパナさんの方もしっかり対応してきたこともあって、自分たちのやるべきことができなかった。途中でセットがとれたのは、自分たちの中でも収穫あったかなと。まだ始まったばかりなのでネガティブに考えず、ポジティブに考えたい。

――昨日、今日と久しぶりのフル出場で、サービスエースやキレのある速攻、昨日は1試合で6ブロックポイントなど活躍されました。昨シーズンはなかなか出場機会に恵まれず、思うところもあったと思います。久しぶりにコートに帰ってきて思ったことは?

傳田:コートに戻ってきたことについては、自分としてはそんなに特別には…。昨シーズンでられなかったのは、当時の監督が求めていたことに、自分がそこまで対応できなかったから。そのときの一番ベストの選択が山近さんだったり近さんだったり、そういうメンバーとなった。
また監督がかわればそういう起用の仕方も違うと思うので、久々の試合ですけども、そんなに「復帰」という感慨はないですね(笑)。


――永露選手がスタートで、ミドルブロッカーから見て永露選手はどんなセッターですか。
高いところから球がくるとか。

傳田:もちろんそれ(高いところからボールが出る)は永露の持ち味ですし、年齢が若いので、もっとチャレンジの気持ちが他のセッターよりあるのかなと思います。自分たちくらいの年齢になると、自分のことだけを考えてはいられなくなる。自分のことを考えながら、周りのことも考えなきゃいけなくなってきます。ですから、若いうちは自分のことだけに集中しても許されるところもあるので、そういうチャレンジ精神も彼が持っているすごくいいところだと思います。うちのチームを活性化してくれていると思います。

――ご自身では特別な感慨はないとのことですが、ファンの方は傳田さんがコートに帰ってくるのを待っていたと思います。そういうファンの方へメッセージを。

傳田:そうですね。確かに昨シーズンは試合に出れなかった。それを楽しみに見に来てくださるファンの方は絶対いたと思います。
そういうファンの方々のためにも、今シーズンはしっかりコートに立って、しっかりプレーすることが恩返しになるのかなと思うので、去年でられなかった分、今年はしっかり仕事します!(笑)

写真:縞茉未、黒羽白
文:中西美雁

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