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会見・コメント

2022-01-20 07:00 追加

群馬銀行・田中瑠奈「勝ち続けるために。全力で相手に打ち込んでいく」、浜松・松川美咲「みんなで盛り上げていく9人制のような交流でもっと楽しくなれるかも」 V2女子会見    

V2/V3 女子

●クラリッチ・ カルラ選手(アウトサイドヒッター)

今日は長く大変な試合でした。対戦相手は良いチームでしたが、最終的に私たちが勝つことができてとても良かったと思います 。

ーー前回のホームゲームで初めてプレーを拝見しましたが、その時よりチームにフィットしていると感じました。

クラリッチ:前回のホームゲームではまだチームに合流してそれほど時間も経っていなかったんです。今はもうチームにもだいぶ慣れてきて、ある程度長い期間チームメイトと一緒に練習もしてきました。お互いよく分かり合えてきていますし、今後もさらに良くなっていくと思っています 。

ーー今日が一番苦戦した試合かと思いますが、どのような感想ですか?

クラリッチ:フルセットでしたし、もちろん大変でしたが、(リーグ戦は)どの試合も大変な試合です。大変な中でも最終的に自分たちの良いところが出せたのが収穫かなと思います。

ーー浜松はスピードに特徴のあるチームですが、海外でも似たスタイルのチームと対戦した経験はありますか?

クラリッチ:ヨーロッパにもいろいろなチームがあります。今日のように速いプレーを展開するチーム。ドイツとかベルギーとかトルコ、フランスなんかはかなり速い展開をしてきます。そういったチームと戦った経験はありますね。

ーーチームがもっと強くなるために必要なことは?

クラリッチ:戦っていく中でチーム力を上げていくことが大事かなと思います。今日の難しい試合の中からも学ぶこと、修正すべき点はあって、チームはそういった点を克服しつつ、後半戦の中で強度を上げていくことが大事かなと思います。

ーー最近覚えた日本語は?

クラリッチ:たくさんありますよ(笑) 今日の試合後の気持ちを表すとしたら「私は幸せ」っていう言葉が頭に思い浮かびました。ガンバロウ!

●高橋悠監督

年明けのホームゲーム2連戦、どんな形であっても勝てたことに対してちょっとほっとしています。いろいろとメンバーチェンジをしながらの戦いですが、リザーブの選手も後から出ていく厳しい環境の中で頑張っていました。チーム全体で戦ってくれたかな、と。その結果が勝ちに繋がったと思います。

ーー浜松の速いバレーにはどのような対抗を?

高橋:まずその速い展開をさせないということです。(1本目を崩す)サーブに注力して、相手の思うようなコンビを組ませない。それが第1、第2セットはできたのかな。相手がAパスを返す時にうちは苦しい展開を強いられましたけど、それが多少ずれたとき、Bパスでも縦にずれたときにはテンポダウンします。その時にファーストサイドアウトを簡単に切らせない状況が作れました。第3セット以降もそういうアプローチが早い段階にできていればもう少し楽なゲーム展開ができたのかなと思います。

ーー昨日も第3セットで苦戦。第3セットに何か課題が?

高橋:徐々にサーブの勢いが失速していました。自分達は攻めているつもりでも相手パサーの肩口ではなく、ふところに入っている。そこから相手がAパスを返してサイドアウトを取られていました。

ーー古市主将も復帰されましたが、2日間、スタメンセッターは松尾選手でした。

高橋:高いサーブレシーブ返球率を常にキープした試合展開は難しい。その中で極力崩れたシーンを作らないために、機動力のあるセッターを起用しました。

ーーワンポイントで古市選手を投入した狙いは? ブロックでしょうか?

高橋:そうです。ラインをしっかり押さえたかった。高さとしては古市の方があるので。(切り返して)いい形が作れれば左のツースパイクを打つ選択肢もある。今までになかった攻撃を一番最後の局面でやられたら相手も困るだろう、と。そういうところに期待して出しました。

ーーマスク着用の背景は?

高橋:感染力が高いコロナが蔓延しています。優勝を目指している中で脱落はできません。まずは自チームを守るために。全試合を戦い抜くためにマスクをしよう、と。相手から貰わない、うちからも出さない。お互いにそういうところに気をつけて試合ができたらいいかな、と。試合が成立しなければリーグが成立しなくなってしまいます。リーグ自体も盛り上がらなくなってしまう。お互いの身を守るためにマスクをして戦おうと決断をして、選手も同意してくれて。苦しい環境かもしれませんけれど、その中で全力で戦おうと選手たちも言ってくれました。

ーー内定の菊地実結選手が出場しました。プレーヤーとしての特徴は?

高橋:高校時代、大学時代から合宿等で見ていました。器用な選手、いろんなことができる選手だな、と。一つに大きく特化したものはないですけれども、繋ぎであったりとか、状況判断であったりとか経験も非常に豊富な選手です。

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