2022-01-23 12:20 追加
東レ・鈴木悠二「サーブは練習から改善しようと取り組んできて感覚が良くなってきていた」V1男子会見
V1リーグ 男子
■VC長野トライデンツ
●松本隆義監督
第1セットは、相手の分析をしてきてその課題を持って対策をしてきたものが出せたのでセットが取れたと思っています。
第2セット以降は、サーブで崩すことができず、東レさんのコンビバレーといいますか、アタッカーが気持ちよく打てる場面が増えてしまいました。
また相手のサーブが走り出してなかなか・・。我々としてはサイドアウト、サーブレシーブからの切り返しをしっかりやっていきたいのですが、サーブで崩されてしまいペースを作ることができませんでした。
それが改善できず第2、3、4とズルズルと流れてきてしまって試合が終わってしまったと思っています。
――チームが切り替わってから3週目になるが状態はどうか?
松本:いい部分も悪い部分も出ていると思います。内定選手を使っている状態です。大学生で授業がありますのでチームを作るのが難しい状況です。
大分三好戦は、内定選手も冬休みでチーム練習を多くやることができ、自分たちのバレーを組み立てることができました。
次の週から授業が始まり、コンビも合わせられず極端な話、「ぶっつけ本番」のようなところがあります。
セット前半の重要な場面でコンビが合わないことがあり流れを取られてしまっています。
ただ、全体を通しては少しずつ良くなってきていると思っていますので、このまましっかりやっていけばいい成果が出てくるのではないかと思います。
――リーグで上位を争っている東レさんにセットを取れた点について。
松本:平均して確率高くコンビを合わせていくのが難しいですが、第1セットのような気持ちが新鮮な状態でやって行ったときはいいプレーが多く出ているので十分に戦えセットも取れる力を持ってきています。
ただ、相手も対応してきますので、対応された苦しい場面を乗り切らなければいけないところで少しずつ綻びがでてきています。
パス、アタックだけではなくてそのほかのディグやブロックなどの連携プレーがなかなかシステム通りいかず合いません。
そこが合うようになれば、今は4セット中1セットしかいいバレーはできませんが、2セット、3セットと増えてくると思います。
●池田幸太選手(アウトサイドヒッター)
第1セットはチームとしても流れが良く、サーブで攻めてブロックで崩してというシステムができていました。
第2セット以降東レさんのサーブに崩されて苦しむ場面が多く、Aパスが返っても自分たちの攻撃ができずにコンビも合わず点差も離されてしまったので、何もできなかったというのが正直な感想です。
明日の試合の向けて、修正をすることもあるので今晩ミーティングをして取り組みたいと思います。
――チームが切り替わってからゲームを重ねるにつれ状態が上がってきているところはあるか?
池田:試合に出ている山岸(隼・セッター)選手と三輪(大将(ひろまさ)・ミドルブロッカー)選手が大学の関係で土日しか参加できない状況です。
コンビは合わないというのは正直な感想ですが、週を重ねていく毎に少しずつコミュニケーションも取れるようになってきています。
チームとしては悪い状況ではなくこれから上がっていけるだろうと感じています。
――池田選手自身の調子について。
池田:僕も(山岸選手との)コンビが合わない状況はありますが、体的には調子は悪くないのでもっとコンビを合わせることが大事だなと思います。
――チームとして攻撃、守備どちらに課題があるか?
池田:ディフェンス面は年明けから通して悪くないのかなと個人的には思います。
サーブレシーブを乱れた時のの2段トスを切る能力など攻撃面に関してもう少し頑張りたいです。
写真:黒羽白
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