全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>サントリー・柳田将洋「サイドの打数が増えて、しっかり得点できたことがよかった」、JT広島・坂下純也「ムセルスキーとのマッチアップでどう決めるか学んだことは収穫」 V1男子会見

会見・コメント

2022-02-05 17:49 追加

サントリー・柳田将洋「サイドの打数が増えて、しっかり得点できたことがよかった」、JT広島・坂下純也「ムセルスキーとのマッチアップでどう決めるか学んだことは収穫」 V1男子会見

SV男子

●山村宏太監督

先ほどのコートインタビューでも答えたんですけど、昨日の課題で挙げたレセプションとレフトフロントの攻撃というところを今日の課題として選手にも伝えて、試合に臨みました。大宅も積極的にエドガーがフロントのマサ(柳田)の所に勇気をもってトスを配分してくれて、マサもそれに応える。本当に課題として提示したことにチャレンジして、それをその日のうちに結果に繋げるという点で大きな成果があったと思います。
結果、1セット目は苦しみましたが、ストレートで勝つことができたというのはこの対応力の高さだったり、自分たちの課題に真摯に取り組む姿勢だったり、そういうのが今日の勝利に繋がったのかなと思います。
JTさんも本当にいいチームで、サンバーズのことをよく研究してディマの数字を抑えこんでいますし、そういう意味では本当に厳しい戦いでしたが、最後、勝ち切ることができて、何よりほっとしています。

ーーレセプションへの対応は細かく指示をされたのか、それとも、ある程度伝えて、選手個々の対応力に任せたのかということ、また、具体的に修正したところを差し支えない範囲で教えてください。

山村:課題として挙げて、どちらかというと後者です。謙也も昨日の会見で話したかと思いますが…。個人のスキルの部分が大きな課題で、今日も何本かやられてしまったところはあるので。謙也の最近の状態としてフィンガーを使っていないのですが、オーバーレセプショができない状態にあるので、敢えてアンダーでとらなければならないというところが彼がレセプションで苦しんでいるところだと思います。逆に言うと、今アンダーで練習ができるというふうに考えれば、試合が最高の練習になると思うので、積極的にやってくれたなと。昨日は入り方がちょっと集中力に欠けるかなというプレーがあったので1回外したんですけど、外にいる間に冷静に自分を分析して、自分の役割のパスとディフェンスで貢献していくというところを認識してコートに戻ってくれたので、昨日の4セット目以降、そして今日の入り方に関しては、かなり変化があったのかなと思っています。

ーー昨日は秦(耕介)選手なども起用されていましたが、今日はサイドの選手を固定していました。これは代える必要がなかったということでしょうか?

山村:今日の試合に関しては、昨日の試合とマッチアップを全部一緒にしました。昨日7本サービスエースをとられてしまったのをもう一度乗り越えてほしいという意図を持って、このローテーションにしました。セット数は違いますが、今日は2本で、1セット当たり1本以下に抑えることができているという点では、レセプションの関係性を修正してくれたのかなとは思います。僕は意図を持った起用をするのが好きなので(笑)、コートに送り出す時にイージーな状況で若手を送り込むとかはあまり好きではなくて、なるべくストレスがかかる状態でどんなプレーができるのかとか、劣勢な場面でアライン(デ アルマス)や耕介が入っていった時に同チームを変えてくれるのか。難しい状況でどんなプレーをしてくれるのかというところを見たいので、あまり途中で代える必要はないかなと思いました。

まだ順位は確定していませんが、今後もし、早めに順位を確定させることができるのであれば、試合を通して責任を持たせて、今後のサンバーズを担っていく選手をコートに送り出したいと思います。特にリベロなんかは早めに独り立ちしてもらわないと困るので。ディグで時々コートに入れたりはしていますが、やはり鶴田の存在感は今も変わりなく大きいので、それを破るくらいの存在感を発揮しないと、なかなかコートに送り出す自信は僕自身も持てないです。


写真:黒羽白

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック