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会見・コメント

2022-02-05 17:49 追加

サントリー・柳田将洋「サイドの打数が増えて、しっかり得点できたことがよかった」、JT広島・坂下純也「ムセルスキーとのマッチアップでどう決めるか学んだことは収穫」 V1男子会見

1月30日 サントリー対JT広島 会見コメント

V1リーグ 男子

1月30日に大田区総合体育館(東京都)で行われたバレーボールV1男子、サントリーサンバーズ対JTサンダーズ広島の試合後の記者会見コメントをお届けする。

サントリー 3(27-25、25-15、25-21)0 JT広島

■JTサンダーズ広島

●小野寺太志主将

昨日と比べて、点差が開いてしまったりだとか、なかなか思い通りにバレーができなかったのは相手に対策されていたからだと思うし、それを上回れなかったのが一番の敗因かなと。でも、昨日、今日通して、サーブを徹底的に攻めるような意識は、チームとしても意識づけられたと思うし、全てが悪かったわけではないと思います。
まだまだ勝てていないし、課題もたくさんあると思うんですけど、この試合をきっかけにこれからどう戦っていくかとか、一人ひとりの気持ちの持ちようだったり、試合の臨み方についても、もっといいチーム、いい選手たちになれるように、また練習から頑張っていかなければならないなと思います。

●山本将平選手

土日で連敗でしたけど、ひとつコンセプトが見えた部分がありました。そのひとつだけでは上位チームには勝てないことがわかったし、まだまだ自分たちが何をすべきかということをひとつずつ、試合を重ねるごとに追加していかないと、上位チームと戦えないと思います。今回見えたコンセプトをどんどんチームに追加していけるように、また来週も頑張りたいです。

●井上航選手

今日に関しては昨日のようなゲームはできませんでしたが、昨日のゲームにしても、 なぜ最後に勝ち切れなかったのかということを、もう一度練習から追求していきたいです。いい試合をしても勝たなければ意味がないと思うので、勝ち切れるようにまた頑張っていきたいと思います。

●坂下純也選手

チームの中でやるべきことが少しずつ見えてきたので、連敗はしてしまいましたが、それを少しずつ練習の中で取り入れて、勝利をひとつでも多く取れるように頑張っていきたいと思います。

ーー小野寺選手と山本選手に。今後、堺やパナソニックとの試合も控えていますが、なかなか勝てない状況の中、見えてきたコンセプトをどのように生かし、チームを上げていきたいと考えていますか?

小野寺:一個一個精度を高める以外の方法はないと思うし、みんなで必死になって、チームで全力で声を出して頑張れば勝ちにつながるというわけではないのは当たり前のこと。今週の試合はサーブが僕らの中ではコンセプトだったし、サーブレシーブの面でもこの3人(井上、山本、坂下)が頑張ってくれていたので、僕らも安定した戦い方ができた。そこから決めるのはスパイカーの責任だし、そのスパイクを決める技量も必要です。また、サーブをもっと強く打つ、精度を高める、サーブレシーブをエースを取られないとか、ダイレクトで決められないようにするとか、コンビを使えるようなところに返すとか、その一個一個の精度を上げていくしかないと思います。対戦相手が上位でも下位でも関係なく、これから先やっていかなければいけないと思うし、それができないんだったら、また今日みたいに差をつけられて負けるだけなので、上も下も関係なく、自分たちがやるべきことをまずは見せないといけないのかなと思います。

山本:今、キャプテンが言ったように、今週はサーブを攻めるというコンセプトを自分たちが得られた、実感できた、それがうまくいった。自分たちも成長できる、強くなれるひとつのコンセプトだったので、それを継続して、さらに強くなれればと思います。
ただ、今週に関しては、サーブをひとつコンセプトにしただけでは勝てなかった。いいところまでは行きましたが、まだ自分たちには足りないところがいくつもあると思います。それを試合で発見していくことが自分たちの成長に繋がる。ただ、発見して、自分たちがこうしていけばいいよねっていうのを見つけていくためには、チャレンジしていかないといけないと思います。無難なプレーをしているばかりでは収穫もないと思うので、自分たちがどんどんチャレンジしたプレーをして、こうやってやっていけばうまくいくよねというのをチームで見つけられるようになれば、もっと強いチームになれると思います。それは対戦相手が上位でも下位でも関係なくできるところだと思うので、そういうのを今週できたように来週もできれば、強いチームになってくんじゃないかなと感じています。

ーー坂下選手に。昨日の試合では74.1%というスパイク決定率を出し、今日も57.1%と相手に対策されたことを踏まえると悪くなかったと思いますが、この2戦の自己評価は?

坂下:スパイクに関しては、バックアタックで昨日対応されてないところを今日対応されたりしたので、対応されてからの対処の仕方もブロックが空いているところを打ち切るだとか、そういう面は今日学べたと思います。前衛のスパイクに関しては、僕と対峙するのがムセルスキー(ドミトリー)でしたが、それでも1枚なので、そこをどう決め切るか。ミスをしないで次につなげるかといったことを学んだことは収穫でした。

ーー井上選手に。先週から復帰されて、ここまでのプロセスや、プレーや気持ちの面でどのように臨んでいるか教えてください。

井上:昨年3月にケガをして、そこから練習試合もほとんど出れなくて、今季が始まってからもベンチ外になることが多くて、先週のジェイテクト戦で少し試合に出させてもらったんですけど、その時はもう全然試合に入れなくて、結構ミスをしたりもしました。でも、昨日からは比較的ゲームに入れたかなと思います。試合勘とかも徐々にこれから戻っていくと思うので、しっかり自分で気持ちの面はコントロールしてやっていきます。

ーー山本選手に。今週見えてきたコンセプトについて、サーブ以外にもあったのでしょうか?

山本:チームとして今週やりきろうと言ったのがサーブでした。それに関しては、チームで共通の意識として、このコンセプトは良かったな、自分たちが得られたなというものでした。そういうのは多分チームの共通認識としてあるのですが、個人的にはみんなが思っているかはわからないですけど、昨日に関してはエドガー(トーマス)頼りにならなかったことが大きかったと思います。日本人選手の小野寺や坂下がよく決めてくれたので、このように日本人の攻撃が増えると、もっともっと楽な展開になるのかなと。そういったところも自分たちの課題だと思っているので、来週、再来週もできればいいのかなと思います。

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