2022-02-25 08:01 追加
日立Astemo・渡邊彩「目指すのはパリ。チームでは1球1球にコミュニケーションを」、姫路・長野有紗「キャプテンは貞包里穂しかいない。背中を見せるプレーヤーです」 V1女子会見
2月20日 日立Astemo対姫路 会見コメント
SV女子
2月20日に埼玉県立武道館(埼玉県)で行われたバレーボールV1女子、日立Astemoリヴァーレ対ヴィクトリーナ姫路の試合後会見コメントをお届けする。
日立Astemo 3(25-19、21-25、25-18、25-19)1 姫路
■ヴィクトリーナ姫路
●貞包里穂主将(アウトサイドヒッター)
今日はプラク・ セレステ選手が(練習中に痛みを感じて)急遽試合に出場できなくなりました。臨機応変にやるしかないということで、今日のチーム構成になったのですが、その中ではそれぞれがやるべきことをやったと思います。勝利というところにまでは至っていないので、課題を出して、みんなで高めていかなければと思います。絶対勝つという気持ちを持ってまた次に臨んでいきたいと思います。
●長野有紗選手(ミドルブロッカー)
プラク選手がいない中、残りの全員で勝ちに行く意思統一はできていました。競った場面で勝ち抜く練習をして、来週は勝利したいと思います。
ーーここ数試合厳しい結果が続いています。自チームより下位のチームへの敗戦も続いてありました。現状のチーム状況は?
貞包:先週のトヨタ車体さんとの試合、この試合について長い時間、みんなで話し合いました。そこで得た答えは「ネガティブじゃなくポジティブに」。まずはそれぞれが考え方をポジティブにしよう、と。アグレッシブに攻めることをみんなでやっていく。どんな相手にも勝つ気持ちで自分をもっと出していこうと話しました。
ーー今シーズン、姫路の上位進出に期待する声も多くありました。どのチームも計画通りに過ごせていない、もどかしいシーズンですね。
貞包:確かに…自粛期間がなければもっとうまくいっていたかな、と思う部分はあります。
ーー今の自分のプレーヤーとしての役割は?
貞包:プラク選手もそうですし、渡邉かや選手、孫田菜奈選手が崩れた時にカバーすることです。試合に出ている選手だけがプレッシャーを背負うことがないように。いつでも私が替わって出れるよ、と安心感を与えることです。自分が外に出ている時はアドバイスをする。言葉がうまく伝わらなくてもプラク選手と積極的にコミュニケーションを取る。試合に出ているメンバーに託しながらも、いつ自分が出てもいいように常に準備していこうと思っています。
ーープレー自体の手応えは?
貞包:チームに良い影響を与えているかというと、やるべきことができていないと思っています。チームのプラスになるプレーだったり、表情を出すことをもっとやっていかなければ。また、何よりアタッカーですので、自分が得点を取る。そうでなければ自分が出る意味がないと思います 。
ーー長野選手に。敗れはしましたが、長野選手個人のプレーは良かったですし、何より気迫を感じました。
長野:みんなの気持ちをまずはポジティブに持っていく。そういうミーティングをして、もう1回自分の中でプレーについて考え直しました。今週の2戦は自分のできることを思いっきり、見てる人にも伝わるようにやろうって。昨日も今日もそうやって挑みました。ただ、ミスも多いので、修正をしなければいけないところはたくさんあると思いました。
ーーシーズン序盤にコンディションの問題で出場できなかった時期がありましたね。その時にチームを見て思ったことなどは?
長野:やっぱり自分が出て勝ちたいって思いました。今でも絶対に自分が出て勝つんだと思っています。
ーーポジション3で出場することが多いですが、今日は6に入って途中から3になりましたね。その違いは?
長野:フロントに3枚いる時は、やっぱりブロックですね。ディガーの助けになるようなブロックです。後は中央から速い攻撃をして相手のブロックを少しでも遅らせるプレーも意識してやっています。フロント2枚の時はワンレグに走って、相手ブロックを引き寄せることをやっています。今日は久々に2枚の方に入ったので、ちょっと緊張はしました。でも、自分ができることを少しはやれたかなと思っています。
ーー貞包選手は若くしてキャプテンを務めています。そのキャプテンシーをどのように感じていますか?
長野:貞包選手がキャプテンになった時から「キャプテンは貞包選手しかいない」とずっと思っています。背中を見せてくれるんですよ。それで引っ張ってくれる。本当は喋るのは苦手だと思うんですけど、自分から発信していこうというのがすごく伝わってくるし、周りを見て動いてくれています。すごいなって。尊敬するところがたくさんあります。
貞包:そう言ってもらって素直に嬉しいです。確かに話すのは苦手なんですけど…もっとキャプテンとして頑張っていかなければと思います。みんなに助けてもらいながら、支えていきたいなって思っています。
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