2022-03-05 11:41 追加
埼玉上尾・内瀬戸真実「こよみさんのトスがまた打ちたくて、このチームに入った」、東レ・白井美沙紀「第3・第4セットは課題として取り組んできたことが出せたが、最後まで続かなかったのが敗因」 V1女子会見
V1女子 2月26日 埼玉上尾対東レ 会見コメント
SV女子
2月26日に埼玉県立武道館(埼玉県)で行われたバレーボールV1女子、埼玉上尾対東レの試合後の記者会見コメントをお届けする。
埼玉上尾メディックス 3(25-19、25-17、22-25、16-25、15-11)2 東レアローズ
■東レアローズ
●白井美沙紀主将
今日の試合はスタートから埼玉上尾さんのサーブで攻められ、高さのあるブロックで止められて、自分たちの強みであるラリーアタックが取れずに、第1・第2セットを取られてしまいました。第3セットからは自分たちが年明けから課題としてやってきたミドルやバックロー、ライト側の攻撃が機能し始めて、第3・第4セットが取れましたが、最終セットまでその流れが続かなかったことが自分たちの敗因かなと思っています。
●水杉玲奈選手
1・2セット目は私たちの強みであるディフェンスからの攻撃が噛み合わず、3セット目以降はようやくはまりだしたのですが、最後まで勝ち切れなかったのが私たちの課題でもあるので、そこを修正して、明日の試合につなげていきたいです。
――白井主将に。今日の試合は出場時間は長くはありませんでしたが、コートの外から見て思うことがあったかと思います。攻撃の要であるクラン・ヤナ選手が相手の外国人選手の高いブロックに封じられてしまい、それが最後まで尾を引いた印象ですが、キャプテンの目から見て、どのように感じましたか?
白井:取れなかったセットはヤナと石川真佑にボールが集まっていました。それが自分たちの負けパターンというか、そこにボールを集めさせるのはよくないところではあります。その点でいうと、サーブレシーブの数字は悪くなかったので、もう少しミドルやライト側を要所で使っていかなければならないところだったとは思います。でも、2セット取られて、3セット目からは捨て身ではないですけど、自分たちが1・2セット目でできなかったことをやっていこうと話して入ったので、そこはうまくはまりました。また、攻撃が主軸のチームなので、そこが機能してくることによって、ディフェンスがすごくよくなったかなというのは見ていて感じました。5セット目はサーブレシーブが崩された時にヤナが決まらなくなったのが大きなポイントだったとは思いますが、そこで他の選手がどのくらいヤナを助けられるかというところがこれからの課題なので、明日はそこを修正したいと思います。
――3、4セット目を客観的に見て。相手が疲れてきている部分もあった?
白井:自分たちの攻撃パターンは最初の2セットとはかなり変わったのではないかと感じました。自分たちの攻撃がはまった部分も大きかったのではないかと思います。
――水杉選手に。今季は中島(未来)選手と試合ごとの交代で出ることが多く、以前より出場機会が少なくなっていますが、それについて感じていることは?
水杉:今年はコートの外から試合を見る機会が多く、外から見て学ぶこともたくさんあるので、それをコートに入った時に出すことができるというのがよい点かなと思います。
――今日の守備について。相手は高さのある攻撃をしてきましたが、 そこに対してのケアはどのように考えましたか?
水杉:今日はライトから決められることが多く、ライト側のディフェンスが課題だと感じました。
――両選手に。現在のチームのいちばんの課題は?
白井:勝ちパターンの時は何をやっても攻撃が決まったり、ディフェンスが機能したりしますが、少し崩れ始めると自分たちがバタバタして、いつもはしないようなミスをしたりとか、ブロックや攻撃が機能しなくなったりします。こういう波があるところは今年に限らず、いちばんの課題かなと感じます。プレー面の課題としては、チームとしてはレフト2人以外の攻撃力を上げていくということですが、試合に入って、自分たちがミスし始めた時にどう立て直して切り替えるかというところがいちばん大きなポイントだと思います。 それが先日のNEC戦や今日の埼玉上尾戦でも出てしまい、フルセットで勝ったり負けたりの展開になってしまったと思うので、自分たちの強みを最大限に活かせるように最初から勢いを出して、相手を圧倒するようなチームでいたいなと思います。
水杉:自分自身の課題にもなりますが、サーブレシーブが崩れてしまうと、攻撃も崩れてしまう場面が多いと感じるので、サーブレシーブからの攻撃をいろいろなパターンで組めるようにやっていきたいと思います。
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