2022-03-19 11:54 追加
2年連続ブロック賞のアランマーレ・菅原里奈「私たちの武器はブロック。相手が嫌がっているのがわかった」、群馬銀行・高橋悠監督「誰が見てもそう思うくらい、相手は我々との試合に懸けていた」 V2女子会見
V2女子ファイナルステージ会見コメント
V2/V3 女子
3月13日に岐阜メモリアルセンター で愛ドーム(岐阜県)で行われたバレーボールV2女子ファイナルステージ第2戦の試合後会見コメントをお届けする。
群馬銀行 2(25-17、25-27、19-25、30-28、8-15)3 アランマーレ
●プレステージ・インターナショナルアランマーレ
●投野ひかる選手(セッター)
群馬銀行戦ということもあって第1、第2セットは気持ちの方が前に出てしまいました。ディグだったり、簡単なボールでもちょっとプレーが硬くなってしまって、自分たちのリズムがなかなか作れない場面も多くありました。でも、VOMの前田美紅選手が試合後インタビューで言ってくれたように、やるべきことが変わったわけではありません。自分たちの力を信じて、中も外も一緒になって戦えました。最後のセットまで集中を切らさなかったことが結果に繋がったのかなと思います。
●宮本菜月主将(オポジット)
負けられない1戦、昨日の敗戦からうまくチーム全体で切り替えて今日に臨めたことが本当に良かったと感じました。群馬銀行さんはいろいろなスパイカーがいて、背の高い外国人選手もいます。最初はリズムを掴むのが難しかったんですけれども、だんだん調整していけました。私たちアランマーレの代名詞は「サーブからのトータルディフェンス」です。本当に良いところでサービスエースが出たりとか、サーブで相手を崩して、そこからの切り返し、練習してきたトータルディフェンスが最後まで機能していたと感じました。
●菅原里奈選手(ミドルブロッカー)
レギュラーシーズンで2戦して2敗している群馬銀行さん相手に、このファイナルステージでやっと勝てました。すごく嬉しく思います。入替戦、そして昇格という目標を掲げて1年間やってきました。昨日は負けてしまいましたが、入替戦を諦めている選手、スタッフは一人もいません。勝つために練習をしてきました。切り替えて今日は絶対勝つ、その思いで皆が試合に臨みました。練習してきたことを試合で出すのはもちろんですが、何より気持ちで相手に負けなかったことが勝てた理由だと思います 。
ーー宮本主将に。昨日、群馬銀行がセットを落としました。その試合を見て、勝機があると感じましたか?
宮本:前回、群馬銀行さんと試合をやってから時間もあいてしまっていました。どういうチームだったか、実際に見て確認するのはすごく大事なことだと思います。昨日は第1セット途中まで全員でしっかり見ました。対戦相手が他のチームと試合をするところを見て、ウィークポイントですとか、全体的にどこが決まっているかとか、どういういうことができているからGSS東京さんがセットを取ったとか、そういったことを確認しました。でも、自分たちとは少し違うバレーボールをするGSS東京さんですので、参考にはしましたが、同じ戦い方をしようというわけではありません。まずは自分たちのバレーを展開するということを心がけました。
ーー昨日は自粛明けの初戦になりました。昨日と今日では身体のキレが違うと感じましたか?
宮本:動きに違いがあったかと言われると、チームとしてはそうでもありませんでした。一人ひとりが気持ちを強く持って今日に臨めたことが勝因だったと思います。リーグ期間中に練習ができない時間があったのは、身体的にもチーム的にも、普通に考えたら少しマイナスなことかもしません。でも、そういった期間でプラスに考えられることもいくつかありました。バレーボールができるのは本当にありがたいですし、それは当たり前ではないんだなとみんなが感じていると思います。そういったことも踏まえて、チーム力や気持ちの部分は以前より上がったと思っています。
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