2022-04-02 06:30 追加
久光・石井優希「この土日が大一番になるので今日の試合のようにスタートからチーム一体となって入れたらいい」JT・田中瑞稀「負けているときはチーム内の約束事が徹底できていない」V1女子会見
SV女子
●吉原知子監督
久光さんも良かったと思いますが、自分たちの中のことがバタバタし始めて結局それがうまくいかなかったという感じの試合でした。
――小幡選手に指示を多く出しているように見えたが、立て直そうとしたためか?それとも普段通りのことか?
吉原:自分自身はそんなに変わらなかった意識です。うまくいっていないことがあれば言いますし、選手たちでできるようなところであれば言わないで自分たちで修正してもらうようにしています。
――最近の試合で結果としては上位にいるチーム(東レ、NEC、久光)に負けている印象があるがチームの状態は?
吉原:負けることもありますし、ウチとやるときどのチームも調子がいいです。このレベルでやれば他のチームに勝てると思えるほど精度がいいなと思いながら相手チームを見ているときもあります。
モチベーションについても同様です。それぐらいウチのチームを認めてもらっているのかなと思います。
――相手がJTに向けて闘志を出して調子が良い状態で当たっているように捕らえているか?
吉原:相手も当たって砕けろではないですがもちろん準備してきています。それに対して勝ったり負けたりは勝負につきものです。
今順位が上にいる下にいる関係なく選手たちはその時の自分たちのできやメンタルの部分いろいろなことが兼ね備わって勝利に繋がるところだと思います。
今順位が下でも上位チームにチャレンジして勝つ試合も出てきています。上位チームに勝つ負けるは勝負につきものだと思います。
――今日久光のブロックとフロアディフェンスが良く、抜けたところにディガーがいてディグの質が良く見えた。JTに対する対策が完璧に見えたが?
吉原:一つはローテーションを回してきたことです。真裏に当ててきて(例:JTがS1のとき久光はS4)ライトからの攻撃を増やしてくる中でポイントとなるところではしっかりレフトにトスを上げてという形では来ていたと思います。
それに対してウチとしては第3セットは相手がどうのという前に自分たちのミスなど精度の悪さが最初に来てしまいました。
それが気持ちの切り替えもできないままという形で行ってしまったという感じです。
自分たちの中の精度、コンビも合いにくいところがありました。久光さんも相当戦略的なことを準備してきたことはありますが、それに加え自分たちの修正力が発揮できなかったかなという感じがします。
――精度自体はシーズン序盤から上がっている実感はあるか?また3連覇への挑戦は簡単でない中、達成するために加える要素はあるか?
吉原:今日は相手にボールを返したら終わりという状態になりました。ウチの良さはブロック&ディグの強さというところです。
自分たちの強みをしっかり生かしていくようなバレーができるようにそこは今やれることはそういうことです。
今日も強みをもう少し生かせたかなと思います。今日はうまくかみ合いませんでした。
写真:黒羽白
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