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会見・コメント

2022-04-02 06:30 追加

久光・石井優希「この土日が大一番になるので今日の試合のようにスタートからチーム一体となって入れたらいい」JT・田中瑞稀「負けているときはチーム内の約束事が徹底できていない」V1女子会見

V1リーグ 女子

●酒井新悟監督

ファイナルに向けて負けられない1戦でJTさんも1位、2位がかかったゲームだったので同じような気持ちで臨んだような試合でした。
最終的にウチが勝たせてもらいましたが、お互い本当にいいパフォーマンスが出たと思います。
JTさんはドルーズ(アンドレア)選手という決定力の高い外国人選手を抱えているチームです。
その中で私たちがやることはサーブで崩して相手のシチュエーションを乱した中でドルーズ選手に供給されたボールをどれだけ仕留めるかということです。
そこを選手がやり遂げてくれました。向こうもアキンラデウォ選手にガッチリ来ていましたが今日はアキンラデウォを囮に他の選手がしっかりと決定打を出してくれたところが勝因です。
次に繋がるようないい試合ができたのであとNEC2戦が週末にありますがこれも負けられない試合になりますが、しっかり準備をして臨みます。
平日にもかかわらず大会運営に関わって下さいました京都バレーボール協会、役員、審判団の皆さんにも感謝したいと思います。

――先週の3連戦で土日と2連敗した後、変則日程で中2日しかなかった中で監督としてどのようにアプローチしたか?
酒井:3連戦した中で結果は自分たちの望むものではありませんでした。
まず一つはファイナル進出の可能性がある以上はあきらめずにしっかりと前を向いていこうという気持ちの部分の切り替えです。
後はできるだけコンディショニングを今日に合わせて持っていけるかというところです。
もう一つは今日フォーメーションを変えて臨んだというところの3点です。(注:石井選手と井上愛里沙選手のポジションを入れ替えた(石井選手がポジション5、井上選手がポジション2))

――今日はドルーズ選手を抑えることができたように見えたが。
酒井:今日は本当に良かったです。その分向こうのミドルブロッカー(ヌクジャン)タットダオ、芥川(愛加)選手だったり林(琴奈)選手というところには決められています。
一番供給されるドルーズ選手と田中(瑞稀)選手というところはきっちりを抑えられたというところが効果がありました。
シミュレーションしながら練習をしてきましたので、それが嵌った感じです。

――ファーストサーバが中川(美柚)選手で始まるローテーションで第1セットの最初にアキンラデウォ選手に上げずに井上選手が相手ブロック1枚で決めたシーンがありいつもと違う感じがしたが。
酒井:感じましたか(笑)狙い通りです。仰る通りでローテーションも変えましたし人の配置も変えましたしここは後がないので出ている選手は変わっていませんが思い切ったいろいろなことをJT戦に向けては変えていきました。

――ブロックとフロアディフェンスで特にディグの精度が非常に高かったが。この過酷な日程(6日間で4戦)がチームのモチベーションに繋がっているか?
酒井:今シーズンの前のオフシーズンからやってきたフロアディフェンスのところでの成果を感じてくれています。それがシーズン通してずっといい形でできているように思います。
まだファイナルに行って勝つことを諦めていませんがそれ以上にこのチームで戦うのはあと数試合で1カ月を切っていて、その中で選手が1戦1戦大事に戦おうという姿勢がパフォーマンスに繋がっていると思います。

――今シーズンコロナ禍で試合を消化できない、FC東京の活動休止などバレーボール界でいろいろある中でのファイナルで、そこに立ったら見せたいものは?
酒井:今年は冬季オリンピックがあり、東京オリンピックが終わった直後のシーズンということもあり勝っていくこと以上にスポーツの価値感、伝えられることであったりをもっとバレーボール界で出していかないといけません。
選手たちもいろいろなトライをするということと、チームとしても日本一だけではなくて毎回人の心を動かすようなプレー、全力プレーは当たり前ですが、その当たり前のことをやりきる。
諦めない姿勢を皆に見てもらおうということを約束して常に応援してもらえるチームになろうということです。
あとは勝敗抜きにして自分たちのチームの成長に目を向けながらバレーボールに取り組もうということをここまでやってきました。
そういったことを最後まで貫いてファイナルの舞台で皆さんに伝えられたらと私自身も思います。

――アキンラデウォ選手の対角のミドルブロッカーとして起用している、濱松(明日香)選手、平山(詩嫣)選手の評価は?
酒井:平山は体調不良で帯同していませんが、クレバーな選手で前衛のスパイク、ブロックだけではなくて後衛に下がったときのサーブ、ディフェンスも含めてチームに貢献してくれている選手です。
逆に濱松はどちらかというとオフェンス力のある選手です。特にワンレッグをアキンラデウォと同様に得意としています。パワー系のスパイカーです。
今日は得点を取ってくれたというところ、ドルーズ選手のアタックを2本ブロックしました。そういったことも自信に変えて次に繋げて欲しいと思います。

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