2022-04-03 22:29 追加
久光がNECを3-1で破り、ファイナル3進出。JTがレギュラーラウンドを1位通過 V1女子
V1女子の結果
SV女子
バレーボール2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は3日、NEC玉川アリーナ(神奈川県)など5会場でV・レギュラーラウンド最終日の試合を行った。
NECと久光の第2戦は2セットをとった段階でNEC、3-1以上のスコアで勝てば久光がファイナル3に進出ということで、どちらにとっても負けられない緊迫した雰囲気の中でスタート。2日の第1戦同様、第1セット序盤から一進一退の展開となった。サラ・ウィルハイトのバックアタック、塚田しおりのサービスエースなどでNECがリードするも、中盤から久光が石井優希やフォルケ・アキンラデウォらの活躍で連続得点し、逆転に成功する。NECも古賀紗理那の硬軟織り交ぜた攻撃などで追い上げ、デュースに持ち込むが、最後は井上愛里沙が決めて、久光が26-24で先取した。
第2セットも中盤まで拮抗した展開となるが、NECは曽我啓菜がオフェンス面で貢献し、先に20点にのせる。しかし、終盤になると久光が集中力を発揮し、アキンラデウォのブロード、石井のサービスエースなどで一気に19点から25点までを連続得点。このセットも最後は井上(愛)が決めて、25-20で連取した。
第3セット、NECは第2セット終盤で投入した柳田光綺を古賀のポジションと入れ換えてスタートから起用。この作戦が効を奏し、塚田のトスのトスワークも冴えて、NECが終始リードを保つ。終盤は久光のスパイクミスが重なり、25-17でNECがセットをものにする。しかし、第4セットは再びシーソーゲームとなり、終盤に久光が連続得点で抜け出す展開に。NECも柳田の攻撃で反撃するが、最後は石井の連続得点で久光が25-21でセットを奪取し、3-1で勝利。ファイナル3への切符を掴んだ。
一方の首位争いはJTが2日同様、PFUをストレートで下し、レギュラーラウンド優勝(首位通過)が決定した。東レはKUROBEにストレートで勝利したが、2位でレギュラーラウンドを終え、9日のファイナル3で久光と対戦する。
5位を争っていた埼玉上尾とデンソーはともに勝利したが、ポイントの差で埼玉上尾が5位、デンソーが6位でシーズンを終えた。その他、最終順位は下記の通り。PFUの8位はチーム史上最高順位となっている。
次戦は9日。このはなアリーナ(静岡県)でファイナル3、四日市市総合体育館(三重県)でチャレンジマッチ(入替戦)が行われる。
【4月3日の結果】
NEC 1-3 久光
KUROBE 0-3 東レ
PFU 0-3 JT
姫路 0-3 埼玉上尾
岡山 1-3 デンソー
【レギュラーラウンド最終順位】
1 JT 27勝6敗80P
2 東レ 26勝7敗79P
3 久光 23勝10敗72P
4 NEC 23勝10敗70P
5 埼玉上尾 20勝13敗60P
6 デンソー 20勝13敗56P
7 日立Astemo 14勝19敗41P
8 PFU 12勝21敗38P
9 岡山 12勝21敗36P
10 トヨタ車体 10勝23敗29P
11 姫路 8勝25敗25P
12 KUROBE 3勝30敗8P
【4月9日の試合】
・ファイナル3:東レ 対 久光
・チャレンジマッチ:姫路 対 群馬銀行、KUROBE 対 ルートイン
【4月10日の試合】
・ファイナル第1戦:JT 対 ファイナル3の勝者
・チャレンジマッチ:姫路 対 群馬銀行、KUROBE 対 ルートイン
写真:堀江丈
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