2022-05-06 17:50 追加
石川祐希奮闘もピアツェンツァに破れる 5位決定戦予選通過突破ならず イタリアセリエA
ミラノゲームレポート
Others / 全日本代表 男子
イタリアスーペルリーガ、プレーオフ5位決定戦予選は現地時間5月3日、アリアンツ・クラウド(ミラノ)でミラノ対ピアチェンツァの試合が行われ、3-1(20-25, 29-27, 25-23, 25-17)でアウェーのピアチェンツァが勝利し、予選1位通過を決めた。
イタリアスーペルリーガ、プレーオフ5位決定戦予選は現地時間5月3日、アリアンツ・クラウド(ミラノ)でミラノ対ピアチェンツァの試合が行われ、3-1(20-25, 29-27, 25-23, 25-17)でアウェーのピアチェンツァが勝利し、予選1位通過を決めた。一方のホームの敗れたミラノは予選敗退となった。(
ミラノに所属する日本代表石川祐希はこの日もスタメン出場を果たし、攻撃ではチーム2位の13得点、守備面でも大きくチームを支えたが、勝利まであと一歩及ばなかった。
第1セットは終始ミラノがリード。ミラノはサーブが効果的に機能し、エースこそ少なかったものの、相手のサイドアウトを許さなかった。また石川も好調でこのセットはアタックを8本中7本決めて決定率も88%だった。
しかし第2セット以降、ピアチェンツァのサーブが走りはじめ逆にミラノレシーバー陣にプレッシャーを与えていく。特に石川の対角であるアウトサイドヒッター(以下OH)のジャスキーがこれに苦しんだ。またピアチェンツァはボールの集まるオポジット(以下OP)のラクンジアがチームの期待に応え得点を量産。ミラノもOPパトリィを中心に得点し、互いに譲らない非常に競った展開を続けるが、2,3セットともに最後はピアチェンツァがセットポイントを取り切ってセットカウント2-1で逆転に成功。
第4セットは序盤こそミラノリードで優位に進めるが、ピアチェンツァがミドルブロッカー(以下MB)カネーシのサービスエースから5連続ブレイクを決めて逆転に成功するとあとはピアチェンツァの流れに。それまで安定していた石川のレシーブも乱されるようになり、試合終盤には再びカネーシがダメ押しのエースを決めてそのままピアチェンツァがセットを奪い、3-1でピアチェンツァの勝利となった。
これによりピアチェンツァは予選1位通過、ミラノはセット率でヴェローナにセット率で下回り予選敗退となった。
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